お風呂をテ−マにした漫画など展覧/長谷川町子美術館


会期:2000年9月30日(土)〜11月26日(日)まで
【企画展示】「加山又造・吉田善彦 二人展」「現代洋画特集」
【常設展示】長谷川町子漫画原画 「磯野家のお風呂」

[開催概要]

 長谷川町子が姉の毬子と共に蒐集してまいりました美術コレクションより、企画展示として加山又造、吉田善彦(日本画)の作品を、「現代洋画特集」では荻須高徳・小磯良平・宮本三郎(洋画)の作品を展示いたします。
 常設展示では、「サザエさん」「いじわるばあさん」より、風呂をテーマにした漫画原画、作者自身趣味で創作した陶人形や愛用品などに加え、過去をその日付に新聞掲載された「サザエさん」と、アニメ「サザエさん」を紹介します。またアニメ「サザエさん」のコーナーでは磯野家の模型、家の見取り図、家系図を展示し、過去テレビで放映された作品より、風呂をテーマにした作品をビデオ上映いたします。

[長谷川町子美術館について]

 「長谷川町子美術館」は1985年11月3日に開館されました。赤レンガの外観は閑静な住宅街にマッチしていて、館内は明るく落ち着いた雰囲気、ゆったりとした空気が流れています。
 長谷川町子さんが執筆活動の傍ら姉の毬子さんとともに蒐集していた美術作品が収蔵されており、年4〜5回展示公開されています。
 「長谷川町子美術館」の2階には、絵画の他に、長谷川町子自作の陶人形や「サザエさん」でおなじみの磯野家の家系図・模型などもあります。模型は、家具、台所用品、布団など細部にいたるまで表現されて、自分がサザエさんの家にいる様で見ていてとても楽しい。
 また、『町子コーナー』では、サザエさんのビデオ上映のほか、作者のデビュー当時や執筆中の写真、愛用品、原画原稿、作者の生い立ちや田河水泡先生に弟子入りした当時のエピソードなどが漫画で展示されています。「サザエさん」「いじわるばあさん」「エプロンおばさん」などのマンガも読める様になっています。
 1階の売店には、サザエさんの文庫本やかわいいグッズもありました。
 サザエさんのほのぼのとした世界が楽しく味わえる、一度は足を運んでみる価値ある美術館でしょう。(石井記)

■休館日=毎週月曜(但し10月9日開館、10月10日休館)
■時=10時〜17時30分(入館は5時まで)
■場=長谷川町子美術館(世田谷区桜新町1〜30〜6)
■入館料=一般6百円、大学生5百円、中小生4百円
■交通=地下鉄田園都市線 桜新町駅下車西口徒歩7分
■問合せ=・03・3701・8766


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