音楽の詩的神様「ショパン」が生み出した名曲の陰には
女流作家ジョルジュ・サンドの献身的支えがありました。 |
さまざまな試みをして新しい公共劇場のかたちを模索している『世田谷パブリックシアター』では、今回、そのひとつである「ドラマリーディング」を行います。
このシリーズのスペシャル・バージョンとして、同シアターで上演されたのが『ジョルジュ』。ショパン没後150周年の1999年に、斎藤憐の書き下ろし、#組:鳳蘭、近藤正臣、♭組:渡辺美佐子・村井国夫というダブルキャスト、ピアノ演奏に住友郁治を迎え上演され、多くの好評を得ました。
そしてこの度、21世紀の幕開けとなる2001年1月に〔#組〕ジョルジュ=若村真由美、ミッシェル=篠井英買介、〔♭組〕ジョルジュ=三田和代、ミッシェル=村井国夫という魅力的なダブルキャストで再演することになりました。また、今回のショパン役ピアニストは、日本音楽界注目の若手演奏家・及川浩治を迎えます。
19世紀前半、ショパンの恋人として名高かった男装の小説家「ジョルジュ・サンド」。彼女を陰から支えた弁護士ミッシェル。二人の間で交わされた手紙を紹介し、ショパンとジョルジュが手を携えて駆け抜けた、波瀾に満ちた8年間のドラマを、ショパンの数々の名曲の調べとともにお送り致します。 |
「ジョルジュ」 −ショパンとジョルジュ・サンド− |
■日 時/1月17日、18日 19:00〜 ♯組
1月19日、20日 19:00〜 ♭組
■場 所/世田谷パブリックシアター
■曲 目/ショパン:12の練習曲作品10より
第12番ハ短調「革命」ほか
■出 演/ダブルキャスト〔♯組〕ジョルジュ:若村真由美
ミッシェル:篠井英介
〔♭組〕ジョルジュ:三田和代
ミッシェル:村井国夫
ピアノ:及川浩治
■入場料/A席4,500円、B席3,000円(全席指定・税込)
■問合せ/TEL.03−5432−1526
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