仏を斬った僧、その名は三蔵『破怪僧ハードボイルド三蔵』


今、ファントマは旬
『破怪僧ハードボイルド三蔵』


 奇談に事欠かぬ中国史上、人々に恐れられる妖怪達が、逆に恐れた凄腕の妖怪ハンターがいた。  その名は玄奘。悪を減すために仏門に入り、人知を超える激しい修行を積んだ結果、凄まじい剣技を編み出した『破戒憎』である。その玄奘の元に、「仏の使い」と名乗る人物が現れる。
 『天竺へ渡り、封印された経文を捜し出せ。しかし、真の目的はその各地に現れる妖怪達を退治して廻る事だ。』
 『それが仏の御意志と言うなら従わねばならぬまい』
 そして彼は仏法憎の中で最も位の高い憎・三蔵法師となり、シルクロードへ西遊の旅を始める。その途中で出会った、石猿、河童、豚を弟子にし、無数の妖怪を滅ぼして廻っていた。だが、数多くの妖怪達との戦いの中で、玄奘は自分に与えられた目的に疑問を感じる。
 『そもそも妖怪を生み出した者は誰なのだ?』
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 中国三大奇談「西遊記」。伊藤えん魔自身が劇団創設当時から温存しながら、あまりにメジャーな題材ゆえ、長きに渡り封印してきた大作プロットがついにベールを脱ぐ。テレビ版「西遊記」の夏目雅子以来、「博愛の美人イメージ」が固定されてしまった三蔵法師・玄奘。それを冷酷無比にして魔物をも恐れさす最悪の殺し屋に仕立てる「えん魔版西遊記」。
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 中国が生んだ一大冒険ロマンに、ギャグ&ハードボイルドを核融合させた超絶技巧の脚本。さらに決して「?」を飛ばせない完全無欠の娯楽演出。世に「演劇は映画よりすごい」と言わしめる為、ファントマが総力をあげて送る時空最強エンターテイメント!


■公演日/1月24日〜28日 →くわしくはこちら
■作・演出・出演/伊藤えん魔
■出演/美津乃あわ・浅野彰一・藤田政幸・他
■料金/全席自由(整理番号付) 前売 3,000円 当日3,300円
      ※26日(金)は2,500円。前売なし当日のみ。
■ご予約・お問合せ/TEL.0797−80−3430 オフィス・ファントマ

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