人々が、集い、触れ合い、想う…/『東京ミレナリオ』

 
作品テーマ
 「時の向こうを見つめて」
  来る12月24日から2001年1月1日まで、東京・丸の内地区をキャンパスで「東京2000年祭」主催12事業のひとつ、東京の夜を彩る祝祭『東京ミレナリオ』が開催される。
 『東京ミレナリオ』は、祝祭の持つ“驚嘆や歓喜”を通じて、人々が“集い”“触れ合い”“想う”といった21世紀の都市社会に必要とされるコミュニケーションをコンセプトとして昨年誕生。計9日間でのべ186万7千人の老若男女が「パララトゥーラ」が生み出す光のシャワーにひたり、感動を味わった。
 光の彫刻「パラトゥーラ」は、イタリアの世界的に著名な芸術家、ヴァレリオ・フェスティと、作品プロデューサー、今岡寛和が、16世紀後半の祭礼祝祭を研究する中で創作した光の彫刻作品の名称。
 今回は、光の回廊「ガレリア」が展示される「丸の内仲通り会場」、光の壁掛け「スパッリエーラ」が展示される「東京国際フォーラム会場」のほか、東京駅丸の内口前の「JR東京駅丸の内口会場」でも展開される。

アートディレクター 『ヴァレリオ・フェスティ』

 パラトゥーラをはじめとするバロック時代の流れをくむ民衆の祭を研究。1999年、世界3大聖地のひとつサンディアゴ・ディ・コンポステッラでのスペクタクルを演出の他、バチカンのサンピエトロを舞台にローマ法王のための祝祭を手がける。各国の公式プロジェクトを多数手がける国際的なアートディレクター。

作品プロデューサー『今岡寛和』

 ヨーロッパのバロック時代から今日に至る“光を駆使した祝祭術”の起源と成熟の過程を研究。1995年から開催されている「神戸ルミナリエ」では震災犠牲者の鎮魂と希望を象徴する作品として被災地神戸での展開を自ら企画・プロデュース。来年開幕するイタリア年(日本におけるイタリア2001)で「グランド・オープニング前夜祭」プロデューサーを努める。

■会   場/丸の内仲通り・東京国際フォーラム1階プラザ
         JR東京駅丸の内口前
■点灯時間/12月24日(日)・29日(金)〜31日(日)
         17:00〜21:00
         12月25日(月)〜28日(木)
         18:00〜21:00
         1月1日(月)
          0:00〜3:00
     
◎丸の内仲通り会場は東京駅方面から有楽町方面への一方通行となりますのでご注意ください。
 会場内には、駐車場のご用意をしておりませんのでお車でのご来場はご遠慮いただき、JR東京駅・地下鉄各線など公共交通機関でのご来場にご協力ください。
 尚、会場周辺は交通規制を行います。
◎お帰りの際は、JR有楽町駅の混雑が予想されますので、JR東京駅などをご利用ください。

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