保険料は月収の10%にとどめるべき/
『住宅と保険で損しないノウハウ公開』講座

バリューチェック社主催
『住宅と保険で損しないノウハウ公開』講座
 
  10月20日新宿で、巣oリューチェック主催の「生涯得する」セミナーが催された。
 主催元社名のバリューチェックとは、住宅・消費財などを消費者の立場からチェックし、消費者にメリットを提供する情報サービスを行うことのことで、今回は、生命保険と住宅が取り上げられた。

 生命保険のセミナーの講師は、ファイナンシャルプランナーの青山修氏。「あなたの保険大改良作戦」と題して、次のような説明があった。
 生命保険には、定期・養老・終身の三種があり、定期は保険料は安いが、かけ捨てで返戻金はない。養老・終身は保険料は高いが、貯蓄タイプで、返戻金があること。
 日本には保険会社が約40だが、アメリカは1200もある。日本では保険に入るとき知人の紹介とか、職場の勧誘とかで、勧誘員のいいなりになってしまう傾向があるが、アメリカでは、夫婦で保険会社に出向き保険内容を厳しくチェックする。これは日本のように公的な保険・年金制度が確立されていないので、保険というものの重要さが日本とは比較にならないからだと思われる。
 本来はライフステージ別資金ニーズによって保険金額を決めるべきである。万一の時の備えとして、毎月の生活資金がどのくらいいるのか。子供の教育資金は、住宅取得資金は、子供の結婚資金は、死後の整理資金は、長期の療養資金は、老後の生活資金はどのくらいか。これらに緊急予備金を含めた金額を算出し、それを保険金額として、保険料がどのくらい掛かるかをきめるべきである。保険料は、月収の10%にとどめるべきと思われる。

 住宅についてのセミナーは「良い家づくりと資金捻出」と題して、ファイナンシャルプランナーの奥山泰久氏から次のような説明があった。
 住宅を建てた人の80%が何らかの不安を感じているのはなぜか。「イメージだけでの衝動買い」「坪単価だけで決めてしまった」「予算がなくて希望通りにできなかった」「10年・20年先まで考えないで建てた」「メーカーハウスは規格商品なので希望するものがない」「無機質な素材に飽きてしまった」など。
 家造りは目的ではなく、理想のライフスタイルを実現するための手段であるというコンセプト。今は史上最低の金利水準で、今後は緩やかなイ
ンフレに振れると思われるので借り入れ期間は長く、返済は少なく、まとめて元金をかえすのが良い。3万5千円を35年の返済で、1千万円の家
が建つという。
 そのあと、一級建築士の斎藤健一氏より「欠損住宅に遭遇しない方法」として、欠損住宅の例示があり、信用のおける業者に依頼することが大事で、“住”とは文字通り、人が主(あるじ)であることを知るべきだと話した。

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