忘れがち、冬の紫外線対策。/資生堂


油断大敵!冬の紫外線
〜忘れがちな冬の紫外線対策を万全にして健やかな肌に〜

■冬の弱い紫外線でも累積すれば、肌の老化が確実に進行


 春や夏に比べて紫外線が弱く量の少ない冬は、たとえ無防備な状態で戸外を歩いても強い日やけを起こすことが少ないため、紫外線対策に関して無頓着になる場合が多いものです。
 でも、冬場に浴びる生活紫外線は決して少なくありません。紫外線がゼロでない限り、当然紫外線ダメージは蓄積されていきます。シミ、シワ、たるみなどの肌の老化は、たとえ日やけの色のつかない弱い紫外線でも、累積されることによって肌の内部でじわじわと確実に進行していくもの。知覚症状がない分“ついうっかり”が多い冬だからこそ紫外線に対する意識を常にもっていることが大切です。


■皮ふガン、免疫力低下…。
  美容だけでなく健康も損なう紫外線ダメージ

 肌の美しさを損なうだけでなく、紫外線のダメージは私たちの健康にも悪影響を及ぽします。紫外線が肌内部に侵入すると、表皮細胞の内外に活性酵素(フリーラジカル)を発生させたり、核の中にあるD N Aを傷つけたりするのです。それによって、細胞の働きが異常をきたして、前述したように肌の老化を促進させるだけではなく、皮ふガンを発生させることにもなります。また、紫外線は体の免疫機能にも影響を与えます。
 肌の表皮には、免疫機能に不可欠なランゲルハンス細胞が点在しています。異物の侵入などの情報を体内のリンパ球に知らせるのが、この細胞の役目。細胞から情報を受けたリンパ球は、異物を排除すべくただちに免疫システムを発動させるのです。ところが、ランゲルスハンス細胞が紫外線によってダメージを受けると、異物の侵入を知らせることができなくなってしまいまい、免疫機能が低下します。そのため、細菌やウイルスに感染しやすくなったり、体調をくずしやすくなります。
 美容だけでなく健康のためにも、紫外線対策は年問を通して徹底させることが大切です。

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