家庭内の電気製品同士をつなぐ接続ケーブルがいらなくなる


次世代の近距雛無線技術 「ブルートゥース」

 パソコンやAV(音響・映像)機器、デジタルカメラなど家庭内のあらゆる電気製品同士をつなぐ接続ケーブルがいらなくなる日が間もなくやってくる。「ブルートゥース」という次世代の近距雛無線技術がこれを可能にした。

 専用の送受信用部品を機器や付属カードに組み込んでブルートゥース対応にすると、携帯電話やパソコン、AV(書響・映像)機器など家庭内のあらゆるデジタル機器間の音声やデータ、映像などの情報のやりとりが接続ケーブルなしでできる。半径10メートル以内であれぱ、間に障害物があっても双方向でつながる。

 今まで自分のパソコンのデー夕を他のパソコンに渡す場合、フロッピーなど記憶媒体に入れて手渡す、インターネットに接続しファイル移動 (コピー)や電子メールに添付して送付する、などの方法で行われてきたが、インターネットにつながなくてもパソコン上で瞬時に情報のやりとりができるようになる。携帯電話に取り込んだ音楽データをパソコンや携帯音楽端末に送ったり、パソコンとプリンターなど、異なる機器同士の情報交換も無線でできる。
   将来的には、電子レンジや冷蔵庫、ピデオやテレビなどの家電間の情報のやりとりにも使えるようになる。また、代金を携帯電話料金に加算することにより、携帯電話使用の買い物ができるようにもなる。

 今年8月には、まず東芝が、パソコン用の対応機器を発売する予定という。                  



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