ウィーン、生活と美術 ―1873−1938―
/府中美術館開館記念展


府中市美術館 開館記念展
ウィーン、生活と美術 ―1873−1938―


 府中市とウィーンのへルナルス区は1992年以来、友好都市提携を結んでいます。本展は、19世紀末から20世紀初頭にかけて黄金期を迎えた、ウィーンの絵画とデザインを、府中市美術館の基本テーマである「生活と美術」という視点で紹介するものです。
 また、同時代にウィーンに直接留学した日本人、あるいはウィーンから影響を受けた作品を取り上げ、日本とウィーンの近代デザインにおける相互交流をたどります。ウィーン市立歴史博物館所蔵品を中心に、総計約180点を展示します。

 19世紀末のウィーンで、旧来のアカデミックな美術から脱却し、新しい表現を求めたクリムトやシーレの絵画。シンプルで直線的な構成ながらも、決して冷たい幾何学ではない、軽やかな優雅さを併せ持つヨーゼフ・ホフマンやコロマン・モーザーらのウィーン工房のデザイン。
 美術とデザインと生活を一体のものと捉えたウィーン分離派の思想は、現代の私たちの生活においても、いまなお有用で、新鮮な彩りを与えてくれるでしょう。
■会 期/2001年3月3日(土)〜4月22日(日)
■開館時間/午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日/月曜日(4月16日は開館)、祝日の翌日(会期中は3月21日)
■観覧料/一般1,000円(800円)/高校生・大学生500円(400円)/小学生・中学生250円(200円)
*消費税込み、( )内は前売り・20名以上の団体料金
*未就学児及び障害者手帳をお持ちの方は無料
*チケットのお申し込み・お問合せ:
       チケットふちゅう/ 042−333−9999
府中市美術館 TEL./042−336−3371
         テレフォンサービス/042−335−4402


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