「さよなら 向ケ丘遊園モノレール」見学会開催



 今年はじめ廃止された向ケ丘遊園モノレール線で運行されてきて、現 役を引退したモノレール車両の見学会 「さよなら 向ケ丘遊園モノレール見学会」 が、3月24日、25日の両日開催される。

 モノレール車両は、昭和37年に日本ロッキード・モノレール社で製造されたもので、車体に航空機の構造技術を採用した同社製のモノレールとしては、日本で第1号のもの。同じ方式を採用した姫路市のモノレールが昭和54年に廃止されてからは、同社製としては日本で唯一という貴重な存在だった。
 長きにわたり同園観客や訪問客に親しまれてきた向ケ丘遊園モノレール線(営業キロ1・1km、駅数 2駅)は、小田急電鉄社が運営する遊園地 「向ケ丘遊園 (川崎市多摩区長尾 2−8−1)」の来園者輸送を目的に昭和41年(1966年)に開通したが、同車両の老朽化のため、この2月1日に廃止された。

 見学会会場では、モノレール車両の写真撮影や車内・運転席の見学ができるほか、在りし日のモノレール車両の写真を中心としたパネル展示、さらに、引退記念オリジナル共通乗車カードやモノレール線のダイヤグラムなどの関連グッズも販売される。

1.開催期日 平成13年3月24日(土)、25日(日) ※雨天決行
2.開催時聞 10時〜16時(両日とも)
3.開催場所 向ケ丘遊園モノレール線向ケ丘遊園正門駅
 (小田急線向ケ丘遊園駅南ロ下車、パス約5分または徒歩約12分)
4.内 容
(1)車両見学会…モノレール車両の撮影や車内・運転席の見学ができる。 ※車両走行はしない。
(2)パネル展示…在りし日のモノレール車両の写真を中心としたパネル展示。
(3)関連グッズの販売…モノレール車両を券面にデザインした引退記念オリジナル共通乗車カード(2枚組・1セット2,000円)やモノレール線のダイヤグラムなどの関連グッズの販売。

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