空前絶後の歌舞伎ミュージカル/劇団鳥獣戯画



歌舞伎ミュージカル「真夏の夜の夢」


 1987年に札幌本多小劇場で初演、お客様の熱い要望にこたえ、今回で4回目の再演です。
劇団鳥獣戯画写真 イギリスで生まれた作品をGIGAらしく、日本人好みに味付けし、百倍楽しく、面白くしました。原作では、王の婚礼の夜、妖精の森で、妖精パックの悪戯から大騒動になった二組の男女の結婚がめでたく成立するという快活な夢幻的な話ですが、これをGIGAが独自の世界《歌舞伎ミュージカル》として、時を江戸時代に置き換え、日本人の感性にフィットする、理屈抜きに面白い作品に仕上げています。原作の持ち味を生かしながらも、鳥獣戯画のオリジナリティをいかんなく発揮した作品です。


★ 物 語 ★
 あるのどかな山間の国。明日は婚礼だと言うのに、殿様は溜め息ばかり。力尽くで奪ってきた美しい姫君が笑いもせず、口もきかないのだ。そこへ家老が、又々難題を持ち込んできた。家老の言いつけに背き、娘が婚約者以外の青年と一緒になりたいと言うのだ。その娘お宮は、父の決めた婚約者竜之介と恋人雷蔵との板挟み。聞き入れられぬと知ったお宮と雷蔵は、恐ろしい魔物が住むというあの深い森を抜けての「駆け落ち」を決行するのであった。
 一方、お城下の長屋連は殿様の結婚式の余興に「呂味十郎と珠利絵姫」の寸劇をやってほうびをいただこうと秘密特訓をと森へ向かう。
 こちらは森の中。日本の妖精妖怪供を統べる妖精王山神とその妃竜田姫は、夫婦喧嘩の真最中。自然界を司るこの夫婦のケンカは、嵐を起こし稲妻を呼び、妖怪物の怪供は震え上がっている。そこへ現れたのがいたずらものの天邪鬼。天邪鬼が手に入れた惚れ薬の大盤振る舞い。あらゆる人々を巻き込んで森中は大騒ぎになって…

 4月25日〜29日まで 下北沢 本多劇場にて
→公演日程・時間

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