『菅原道真没後1100年 「天神さまの美術」』展

 現在、全国およそ1万2千社といわれる 『天満宮・天神社』 には、平安時代を代表するすぐれた文人政治家で 「天神さま」 と親しまれる菅原道真 (845〜903年) の霊がまつられている。
 道真はその学識の深さや人望の厚さが、時の権力者・藤原時平の妬みをかい、無実の罪で大宰権帥 (だざいのごんのそち) に左遷され亡くなったという悲運で知られる人。
 来る平成14年は道真の没後 1100年目を迎える。
 東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション、東京新聞では、これを機会に、全国の天満宮をはじめ、ゆかりの寺社や美術館、さらには海外からの里帰り作品も加えた名品を一堂にする展覧会『菅原道真後 1100年 「天神さまの美術」』 を、下記要領にて共催することになった。
■開催期間/2001年7月10日(火)〜8月26日(日)
■会 場/東京国立博物館
■展示内容/@道真公の遺品と生涯 A天神縁起の諸相 B天神の姿
C天満宮の遺宝 D祭礼と芸能の、5テーマ。
■主な出品作品/大阪・道明寺天満宮の道真遺愛の品々、京都・北野天満宮秘蔵の国宝「北野天神縁起絵巻」をはじめ、メトロポリタン美術館ほか、海外からの里帰り作品など。出品総数は国宝・重宴文化財を含めおよそ250件。
■後援/文化庁、東京都教育委員会

【主催者コメント】
 「本展では、その人格と学識から神として崇められる道真を偲ぶとともに書道の神、芸能の神、また学問の神として、日本文化の多方西に影響を及ぼしてきた天神信仰のすべてをご紹介いたします」

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