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    | NHKホールで童謡歌手 「川田正子 60周年記念コンサート
            」 |  
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                        |  戦後の混乱期に童謡歌手 “ 川田姉妹 ” としてレビューし、現在も活躍中の世田谷区代田
                        6丁目、川田正子さん( 川田姉)が、童謡歌手生活
                        60年を迎え、この10月 28日、「川田正子 60周年記念コンサート」をNHKホールで開く。 今回のテーマは 「心の歌をいつまでも」。自身主宰する森の木児童合唱団が共演する。
 詳細 内容的は演出者や後援の日本コロンビア(株)のあいだで今、詰めており、近々発表される。
 ■問合せ=日本コロンビア株式会社
 TEL.03・3584・8250
 
 
 
                          
                            
                              | 【 『 川田正子 50周年記念リサイタル 』 掲載記事、 下北沢タウン紙 『 ソフト 』 平成 3年 11月
                              1日号より 】
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                              | 戦中、戦後の混乱期に童謡歌手 “ 川田姉妹
                              ” として、一世を風靡し、今年、童謡歌手生活
                              50年を迎えた、代田 6丁目、川田正子さんが、10月
                              13日(日) NHKホールで、「 川田正子 50周年記念リサイタル」
                              を開いた。雨上がりの開演時間 18時 30分をすぎると、約
                              3千人のファンがホールをうめた。
 戦後の歌の歴史の中では必ず登場すると言われる川田さんの代表歌
                              「みかんの花咲く丘」 の、こどものときのレコード曲で幕はおとされ、ゆりかごの歌、七つの子、しゃぼん玉…など、おなじみの童謡
                              16曲を次々に歌いあげた。
 “ 川田姉妹 ” として活躍していたこともあって、妹、川田孝子さんの消息は気になるところ。第1部の幕の下りたところで、突然、一人の女性が舞台に登場、「私が妹の川田孝子です。」
                              と自己紹介したときには、約 90%が女性の客席からは、一瞬、感嘆の声があがった。しばしどよめく会場の中で、孝子さんは日本童謡協会中田喜直会長と約
                              10分対談、昔話に花を咲かせた。
 第 2部に入り、小坂明子作詞作曲の歌 6曲を、川田さん自身で主宰する森の木児童合唱団の
                              39名のこどもたちとともに、さわやかに歌った。
 第 3部では、大多数を占める同世代の観客へのサービスのためか、忘れな草、愛の讃歌など、大人の歌を歌って、満場の拍手をあびていた。
 観客のひとり、同世代の女性は、「乙女心がよみがえって、気分がいいわね。」
                              と感想を話していた。
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