『きみ去りしのち』
南青山の、小さな商店街にある自転車屋。穏やかな春の陽を浴びた一日。父の七回忌に集まった家族の、せつなくもおかしい感動の物語。
’97年、圧倒的支持を受けて以来、公演数42回!
I・O・Hの代表作の呼声高い家族シリーズの傑作。三浦浩一を迎え、劇団設立10周年の記念公演として、本多劇場にて堂々上演決定
!!
ストーリー:
古ぼけた自転車屋 “古田輪業” は、南青山の片隅、気にとめないと通り過ぎてしまいそうな小さな商店街にある。父の七回忌、ガラス戸の中からいつものようにクラシックが流れる春の午後。4人姉妹とその夫、息子、友人がそれぞれの日常を抱いたまま、家族だからこそ無防備にわがままできる小さな茶の間に大集合。今泣いたカラスが笑うのも、露骨に嫉妬した顔を見せるのも、すねるのも甘えるのも、最後の心の砦といえるこの小さな茶の間。心の糸は入り乱れ、こんがらがって右往左往する古田家の人々。一人の男がガラス戸を開けたとき、また一つ、家族の顔が観えてきた……。
I・O・H (アイオー)とは?
1992年、東京キッドブラザースの黄金期を、柴田恭兵、三浦浩一、純アリスらと過ごし、ニューヨーク公演、全米ツアー、日本全国ツアーなど経験後、退団した役者
(林邦應、小野ヨシミ、名和利志子、磯部弘)
が自分たちのめざすストレートプレイをつくりたいと、設立。
決して派手ではないが、心に沁みる作品をつくり続けて、上は
80歳から下は中学生まで年齢の壁を越えた、お客様が劇場にいらしてます。
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