環境対応、バリアフリー化などを進め平成14年2月デビュー
小田急線ハイテク新型通勤車両「3000形」


高性能新型通勤車両3000形

バリアフリー化を推進した客室

車椅子スペースと折り畳み式座席
 小田急線に平成7年3月の2000形以来7年ぶりに新型の通勤車両が登場します。
 この新型通勤車両 「3000形」 は、従来形2000形の開発コンセプトをさらに進めたもので、4編成 (24両) が製作され、運転開始は平成14年2月から。

 主な特長として、車両の出入口の高さはこれまでより 40mm高く、シルパーシート部分のあみ棚・吊り革の高さはこれまでより 100mm低く、一般座席部分の吊り革についても 50mm低くなりました。
 車両の床面の高さはこれまでより30mm低くなり車両出入口の段差も縮小されるなどバリアフリーにも対応。車いすスペースに 3人分の折り畳み座席ができたほか、厳寒期の朝のための急速暖房機能も導入されました。

 車体側面の形状変更や新型ボルスタレス台車の採用、パンタグラフ台数の削減など一層車両が軽量化され消費電力の減少化もうかがえる。
 これまで1輌あたり 4〜5台搭載されていたクーラーは高性能化で1台に集約、モーターの回転音を低減、「きしみ音」を低減するため車輪に防音リングをはめ込んだ防音車輪の採用、電子式警報器の採用するなど、列車走行音や振動の低減化もすすんでいます。

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