10月2日、鶴巻温泉にオープン
「弘法の里湯」 「宮永岳彦記念美術館」

 新宿から小田急線急行でおよそ1時間。 「鶴巻温泉」 駅から 1分の場所に、この 10月2日、市営の日帰り温泉施設 「弘法の里湯」 がオープン、たくさんの湯治客でにぎわっています。
 明るい玄関は広々とした、段差を極力なくしたバリアフリー。床はすべてフローリングで、木の感触が心地よく伝わってきます。

 お風呂は3つ、どれも露天風呂と内湯を備えています。
 男女日替りの 「山湯」 「里湯」、それぞれ違った雰囲気で設計されています。
 「鶴の湯」 は、1時間単位の貸切で家族やグループ向け。 内湯にも外の緑が映って自然のやすらぎ感が溢れる 「山湯」 は、ガラスを巧みに使い、明るく解放感のある造りです。

 2階は、マッサージ機や、酒とつまみの販売もあり、湯上りの楽しみを満喫できる休憩スペース。ビン牛乳の自販機も 1 階に設置されています。
 またおもてで涼めるように、バルコニーにはテーブルと椅子が、屋外には喫煙コーナーが用意され、それぞれの楽しみ方に応える配慮がいっぱいです。
 施設内の 「鶴寿庵」 は、本格派手打ちそばの店。注文を受けてから
調理をする、といい、味にも期待できそう。

 「弘法の里湯」 と同時オープンした 「市立宮永岳彦記念美術館」 はすぐ隣にあります。
 宮永氏は、ここ秦野のアトリエで15年間制作し、二紀会の創立に関わった洋画家。やわらかな光の中に浮かび上がる婦人像の作者だそうです。初期の作品に見られる骨太なタッチも快く、別の表情が楽しめます。
 デザイナーとしての作品も展示されています。本の装丁や挿絵など、少し昔の懐かしい雰囲気にひたれることでしょう。

 「弘法の里湯」 の利用者は入場料が100円割引になります。市民ギャラリー (入場無料) も併設されています。随時新しい展示があり湯治に来る度違う作品に出会えます。
 湯治も一緒に楽しめる、ユニークな展覧会が企画できそうなので作品発表の場にもよいのでは。

 温泉というと、早めに予約を入れたり仕事の都合をつけたり、それに
宿泊料も安くはない…。ここ 「弘法の里湯」 ならば、ちょっと都合がついた日に出かけてリフレッシュ、などということも可能。大きな荷物も交通渋滞も、めんどうなことは一切ナシ。近く弘法山のハイキングコースや寺社などの見所もあるので、休日をフルに楽しめそうです。

「弘法の里湯」
■営業時間=10:00〜21:00
■休業日=月曜日(祝日の場合は翌日) 12月28日〜1月1日
■入浴料金=※1人料金。消費税含む。
   [平日]1 日=市内者800円、市外者1,000円
        2時間=市内者600円、市外者800円
   [土・日・祝日]市内外共通、2時間1,000円
 ◎3才未満無料、中学生以下半額
  貸切浴室1時間…1,000円、貸切休憩室2時間…2,000円
■〒257-0001 神奈川県秦野市鶴巻北 3-1-2
  (鶴巻温泉駅下車徒歩1分)
  TEL.0463-69-2641

「秦野市立 宮永岳彦記念美術館」
■開館時間=10:00〜19:00 (入館は18:30まで)
■休館日=月曜日 (祝日の場合は翌日) 12月28日〜1月1日
■観覧料=1回 300円
 ☆弘法の里湯をご利用された方は200円
 ☆高校生以下の方、幼稚園・小中学校・高等学校・児童福祉施設の活動で児童生徒を引率する方、療育手帳・身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方及び介護者の方の観覧は無料です。
■〒257-0001 神奈川県秦野市鶴巻北 3-1-2
  (鶴巻温泉駅下車徒歩1分)
  TEL.0463-78-9100

『マイソフトニュース』を他のメディア(雑誌等)にご案内下さる節は、当社までご連絡願います。
Copyright(c)1999-2001 Mysoft co. ltd. All Rights Reserved.