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地震から家と家族を守る『家屋倒壊防止システム』
日本耐震防災事業団が開発 |
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国土全体が環太平洋地震帯の上に置かれた状態のわが国では、全国どの地域でも群発地震の発生に見舞われる危険性をはらんでいる。
阪神大震災の例をみると、倒壊した家屋は、在来工法による木造建築が大半を占めているが、同じ築年数でも、工法や構造の違いによって、倒壊した家屋と、倒壊を免れた家屋に分れたことも注目されている。
そんななか、NPO非営利事業団体 「日本耐震防災事業団」(東京・板橋)
では木造家屋倒壊防止システム 「D・S・G」
を考案開発、実用新案の登録が許可された。
「D・S・G」 とは、デフェンス (防御する)
セーフティ (安全に) ガード (用心) の略語。
同事業団の代表理事で建築士の小口悦央氏が、自ら阪神・淡路の被災地を訪れ、その原因究明に三年余りを費やし、被災者や関係者および専門家の意見や協力を得て、阪神大地震規模のマグニチュード7・0クラスに耐えられる耐震装置を考案することに成功した。
同システムの工法は、建物の外部に補強装置を取付けるだけのもので、大がかりな壁面解体を必要としないので、2〜3日の短期間で施行できる。費用は、木造2階建て、30坪程の平均的家屋で
70万円 (工事費別途) 前後だが、月づき2万円からの分割払いの制度と1千万円保証の地震保険が組込まれるので、施主にとっても極めて有利なシステムが採用されている。
この日本耐震防災事業団では今 『無料耐震診断』
を行っている。現在の家にこれからも永く住み続けたいと願う方は受けてみる良い機会。また、同事業団では、耐震実験の解説ビデオも貸出している。
■『無料耐震診断』 と 『耐震実験の解説ビデオ』
の申込は、
マイソフト 株式会社
TEL 03・3466・4306 FAX 03・3460・7053
〒151-0064 渋谷区上原1〜35〜9
佐野ビル2F |
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