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向井潤吉の描いた人間像をめぐって
『生誕100年記念 向井潤吉の旅』
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草屋根の民家を題材とした作品で広く知られる画家・向井潤吉の
「生誕100年記念 向井潤吉の旅」 が、今、世田谷区弦巻の
『向井潤吉アトリエ館』 で開かれている。
今回の展覧会では、日本の風土に根ざした生活感あふれる民家を題材とする作品とともに、人物をモティーフとした諸作品も展示されているのが特徴。
向井潤吉が若き画学生の頃より好んで題材としてきた人物に、向井潤吉の知られざる一面と、昭和洋画壇における人物表現のありさまの一端を垣間見ることができ、併せて人間に対して深い関心を抱き続けたことやその豊かな画業も感じられる。
■会期=2002年 3月 24日(日)まで
■休館日=毎週月曜 (休日と重なった場合は翌日)
■開館時間=10時〜18時 (入館は17時30分まで)
■会場=世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館
(東京都世田谷区弦巻 2−5−1)
■主な人物画=最初期の制作である《自画像》、《舞妓の顔》などをは
じめ、昭和 2年 (1927) から 5年 (1930
) にかけて滞欧し た時期に、勉学を目的にルーヴル美術館で模写をしたルノアー ル、ミレーの諸作品、そして、パリで制作を重ねた裸婦のクロッ キーや、パリの街角で目にした人々を題材とした作品など。
■入館料=一般 200 (160) 円、大高生150
(120) 円、中小生百 00(80)円
65歳以上および障害者の方100(80円)円
*( )内は20名以上の団体料金
■問合せ=TEL.03−5450−9581
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