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好きな作品に会いにいって時を過ごす
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「世界的に有名な作品を並んでみるのもいいれど、たまには美術館の所蔵作品にかこまれたなかで、ゆったりと楽しく時をすごしたみませんか?」
そんな昼下りに似合う展覧会が、2月9日〜3月24日、目黒区美術館で開かれる。展覧会名は「昼下りの所蔵作品展」。
目黒区美術館の所蔵作品展が今回15回目を迎えたことに伴い、作品を解説する従来型の「テーマ展示」をやめ、例えば、ある部屋は壁紙と光によって空間を変容、またある部屋は壁紙を使わず床または台だけで平面作品を展示するという、作品とその作品のおかれた空間が楽しめる展示スタイルになった。
欧米には、好きな作品に会いにいって時を過ごす、美術館が日常の中でふと立ち寄れて身近に美術館がある喜びを感じられるような美術館が数多くある。
作品を理解しようとするのではなく、部屋ごとに異なった“楽しめる空間づくり”がこの展覧会のようだ。
■問合せ=TEL.03-3714−1201
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