〜錦絵にみる富士の姿〜「富士山の見える街」展 付録


 錦絵とは

 多色刷り浮世絵版画のことで、1765年(明和2)にこれまで墨一色だった版画に色が付けられ、『錦のように美しい』と言われたところからこう呼ぱれました。
 江戸時代の浮世絵の流れを受け継いだ明治錦絵は、海外から入ってきた科学染料を大量に使用し、その鮮やかな色彩が特徴の1つです。文明開化の波が押し寄せる日本において、当時のマスメディアの役割をも果たしていた錦絵は、庶民の好奇心を満たす事物を描き、新文明の息吹を感じさせてくれるものでした。


 「GAS MUSEUMがす資料館」について

 東京ガス 「GAS MUSEUMガス資料館」 は、日本の 『ガス事業に関する貴重な資料を展示・収蔵するために、昭和42年(1967) に東京・小平市に開設されました。

  『ガス灯館』とくらし館』から構成されており、『ガス灯館』1階には日本のガス事業の起源を展示・紹介する「ガス灯ホール』が、2階にはガス灯と当時の人々のくらしの関わりを知る貴重な資料である明治錦絵をテーマを決めて企画展示する「錦絵ギャラリー」があります。

 『くらし館』には、明治37年(1904)に発行されたガス器具カタログに掲載されている器具を展示した「瓦斯器具立体型録」、ガス事業の歩みをある家族の5世代一世紀にわたる物語を通して分かりやすく紹介した「ガスとくらしの一世紀」、くらしの移りかわりをお風呂の変遷の中に紹介した「お湯がつくる快適なくらし」、各時代の東京ガスの広告から当時の生活シーンをかいま見れる「広告でつづるガスのあるくらし」の4つのコーナーが1階にあります。
 また、2階の「ガス製造のうつりかわり」では珍しいガスオルガンの音色も紹介いたします。

 中庭のガスライトガーデンでは、東京都の歴史的建造物に指定されている『ガス灯館』と『くらし館』のレトロな美しさをご覧いただきながら、ハーブの香りを楽しむことができます。夕暮れ時のガス灯の優しいあかりが、百年にわたってくらしとともに歩んできたガスの歴史を静かに伝えてくれるでしょう。

■住所=東京都小平市大沼町2〜590

■アクセス=  @西武新宿線 花小金井駅北口下車、「花小金井駅入ロ」バス停より            (武21)錦城高校経由…東久留米駅西口ゆき西武パス
AJR中央線 武蔵小金井駅北口より(武21)錦城高校経由
             …東久留米駅西口ゆき西武パス
B西武池袋線 東久留米駅西口より
          (武21}錦城高校経由…武蔵小金井駅ゆき西武パス
          「ガスミュージアム入ロ」パス停下車、徒歩3分
C西武新宿練 小平駅より徒歩約20分(2km)
          新青梅街道沿い 滝山南交差点角

※駐車場無料


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