平成15年度に再開「江の島植物園」  灯台も建て直し

 半世紀以上にわたり市民から愛され、明治特代、イギリス人のサムエル・コッキング氏が造ったとされる「江の島植物園」が、平成15年度に新たな庭園として生まれ変わる。

 同植物園は椿が江戸系を中心に280種・約800本あるほか、世界各国から珍しい植物を収集して植えられている。

 リニューアル後は、庭園部分の遺構を残すほか、市の特別天然記念物に指定されているクックアロウカリア、シマナンヨウスギ、ツカミヒラギなど貴重種や椿を保全し、島頂部にはカナダのウィンザー市、中国の昆明市、アメリカのマイアミピーチ市、長野県松本市など姉妹・友好都市を象徴する広場や休憩施設を配置する。
 展望灯台は、江ノ電100周年で建て直され高さが59・8mで現在のものより6・1m高くなる。

 例年2日間開催の「湘南江の島春まつり」は、「江の島植物園」がリニューアルのため3月31日で閉園されることから、3月22日から31日までの10日間開催となった。
 30・31日にはアマチュアバンドや地元出身の歌手を迎えてのミニコンサートで植物園の最後を飾る。期間中は植物園が無料開放される(9時〜17時)。

■問合せ=TEL.0466・22・4141藤沢市観光協会 

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