世紀を越えた「さくらの名所・名木」写真展


 日本の国花であり、春の訪れを感じさせる花、サクラ。
 小金井公園はサクラの名所として広く知られています。このような名所は日本地にあり、また名木といわれるサクラも、多数見られます。

 今では、「小金井のサクラ」というと、小金井公園内のサクラ(ソメイヨシノ)が思い起こされますが、そもそもは玉川上水の堤に植えられているサクラ(ヤマザクラ)を指しました。

 小金井桜は江戸時代の享保の改革の頃に、小平市から武蔵野市までの約6kmの両岸にヤマザクラを植えたのがはじまりです。
 以来、サクラの名所として広く親しまれ、1924年(大正13)には国の名勝に指定されています。
 最盛期の1923年(大正12)には1,471本を数えたサクラも、現在では約1,100本ほどに減っています。またケヤキなどの雑木の増加や、脇を通る道路を走る車の排気ガスなどが原因で、小金井桜は危機的な状態になっています。
 このような状況の中で、小金井桜を保全し次代へ継承するために、1996年(平成8)に「名勝!小金井桜に親しむ会」が、2000年(平成12)には「名勝小金井桜を守る会」が発足し、さまざまな活動を行っています。

 今回の写真展は小金井のサクラをはじめ、全国のサクラの名所や名木を、「財団法人日本さくらの会」が所有する写真で紹介します。

 一足早く、江戸東京たてもの園に春がやってきます。


会期=4月14日まで
会場=江戸東京たてもの園ビシターセンター
観覧料=無料


【江戸東京たてもの園への入園】

■休園日=毎週月曜日

■開園時間=9;30〜16;30(4月1日より17:30迄開園)

■入園料=大 人/400円(320円)
   小中高校生/200円(160円)
  ※( 〉は20名以上の団体料金
  ※65歳以上の方、都内在住・在学の小中学生は無料になります。
  ※4/1より、料金が改訂される場合があります。

■交通=JR中央線武蔵小金井駅よりパス5分
      または西武新宿線花小金井駅よりパス5分

■江戸東京たてもの園=TEL.042−388−3300



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