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ミーヨン写真展『2歳の瞬間(とき)』 |
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人の記憶は3歳から始まることが多いと言いますが、空白の2歳はどんなふうに生きているのでしょう。
空や街角、なにげない日常風景、道端の雑草などを被写体に、存在の確かさと不確かさを問いかける'EXISTENCEシリーズ'に取り組んで、現在、東京を拠点に活動するミーヨンは、自分の娘が2歳になったことをきっかけに、2歳という特別な時間の美しさに魅せられ、2歳児を撮り始めました。
まだ赤ちゃんの1歳と幼児の入り口である3歳の、その間にいる2歳。それは、何もできなかった赤ちゃんから自立した一人の人間になろうとする転換期であり、人間存在の原点のようにさえ思えます。
本展では、彼女が出会った2歳の子供たち60余名の写真作品を展示発表、また写真展に関連したコンサートやワークショップ、映画上映会を開催し、今ここに生きるそれぞれの「存在」にスポットを当てます。
【ミーヨン(Mi-Yeon) プロフィール 】
1963 ソウル生まれ
1987 国立ソウル産業大学でデザインを学ぶ
1988 渡仏 パリで写真を学ぶ
1990 来日
1991-94 写真家佐野篤氏に師事
1995 個展「かたちのある街」ギャラリーモール(東京)
2000 個展「EXISTENCE」ギャラリートモス(東京)
2000 個展「EXISTENCE - Erigeron canadensis」ギャラリーモール(東京)
2001 エッセイ『I was born ソウル・パリ・東京』を松柏社より刊行
個展「I was born ソウル・パリ・東京」好文画廊(東京)
現在、世田谷区弦巻在住。
ミーヨン写真展『2歳の瞬間(とき)』開催概要⇒
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