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「天然植物精油」を使用し車内をリフレッシュ
6月1日(土)から全ての通勤車で実施
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小田急線の通勤車内環境向上のため、昨年7月20日から〜9月下旬までの間全ての通勤車両(862両)で試行された『天然植物精油の使用』がおおかたの賛同を得てこの6月1日から実施されることになった。実施期間は、9月下旬までの予定。
『天然植物精油の使用』とは、全ての通勤車両の偶数号車の空調機付近にフィトンチッド(数十種類の植物から抽出してブレンドした天然植物精油成分)を注入したカートリッジを取り付け、自然気化した同成分が車内全体に拡散し空気中の匂いを発生している物質を中和することである。
「フィトンチッド」とは、最近流行のアロマテラピー
(植物の芳香によって気分をリラックスさせること
) に用いられる植物精油の成分。森の中で深呼吸した際に感じられる
「リフレッシュ・リラクゼーション効果」 や、オゾン・窒素酸化物などの有害物質を中和させ、カビやバイ菌の増殖を抑制する
「アメニティー効果」 があることで広く知られている。
同車両の場合、ラベンダーやローズマリー(ハーブ系)を主に数十種類の植物から抽出してブレンドした天然植物精油成分を使用する。
採用されたフィトンチッドは、社団法人東京都食品衛生協会の試験などにより、人体への安全性が確認されており、病院や工場をはじめ、ホテル、レストラン、スポーツクラブ、遊戯施設などで導入されている。
平成14年2月に同社が実施した小田急アンケートモニター300名の集約結果では、この「天然植物精油を使用した消艮・リフレッシュ策」について82%が賛成した。 |
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