「没後20年 西脇順三郎展」


 『Ambarvalia』 『旅人かへらず』 『第三の神話』などの詩集によって、日本の現代詩の世界に新たな流れを生み出した西脇順三郎 (明治27年〜昭和57年)。

 世田谷文学館ではこの9月28日(土)〜11月4日(月・祝) 、 「没後20年 西脇順三郎展」 を開催します。

 西脇の詩は、 英国留学時に影響を受けた 《モダニズム》 の革新的な作風で知られています。
 同時に彼は、優れた後進を育成した教育者であり、さらに評論家、英文学者、画家としての側面を合わせ持っています。
 また、この偉大な詩人は、その回想のとおり、世田谷を散歩し、この地をうたった詩を多く遺しています。そして、萩原朔太郎や北川冬彦、瀧口修造ら 《世田谷ゆかりの詩人たち》 と交友を深めていきました。

 本展では没後20年に際して、西脇順三郎の多岐に亘る業績を《詩−西脇順三郎記念室》《絵画−空想美術館》 《草花−空想植物園》 《旅−世田谷 奥の細道》などのテーマに分け、成城の柳田國男訪問や多摩川散歩のエピソードといった世田谷とのかかわりを交え、約200点の資料で紹介します。


■会期=平成14年9月28日(土)〜11月4日(月・祝)
(実開催日数33日)

■開催時間=10時〜18時(入場は17時30分まで)

■休館日=毎週月曜日休館(10月14日と11月4日は開館、翌日休館)

■会場=世田谷文学館( 〒157・0062世田谷区南烏山1〜10〜10 )

■入場料=一般500(400)円/大学・高校生300(240)円/中学・小学生200(160)円/65歳以上250(200)円
( )内は20名以上の団体料金 障害者割引あり

■問合せ=03・5374・9111 /FAX03・5374・9120


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