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若宮優子プロデュース「第3回若宮優子一人芝居『鬼』」
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瀬戸内晴海(現寂聴)原作の「鬼」は、中世の仏教説話『閑居友』を典拠とした短編小説です。若宮優子一人芝居として舞台化したのが、平成5年。初演より10年のメモリアル公演として、本年度の下北沢演劇祭への参加となりました。
【作品紹介】
時は戦国時代。美濃国の山中の古びたお堂に、一人の遊女が現れる。その夜の客は織田信長の稲葉城攻めにより、越前へ逃れていく落武者。いつしか、遊女がこのお堂にまつわる“生きながら鬼となりける女”の話を始める。
一人芝居の殿堂、OFF・OFFシアターの空間に当て、作家朱宮理恵(あけみやりえ)は、夢幻能のように、山巡りの遊女を語り部として、中世の「鬼」を登場させる。
前公演までの一人二役・早変えを一切なくし、遊女の一人語りでどこまで劇的に「鬼」を演じきれるか。
若宮優子10年の集大成の演技に乞う御期待。
さあ、貴方の心にも鬼が潜んでいませんか…。
公演概要⇒
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