天然植物精油を使用し車内をリフレッシュ

 6月1日(日)から全通勤車両で実施

 小田急では満員の通勤車内環境の向上を図ろうと、一昨年から始めた天然植物油を使った消臭を、今年はこの6月1日から始める。

 小田急線(営団地下鉄からの乗り入れ車両を除く)通勤車両全編成(164編成)の、偶数号車(437両)の車両天井にある空調設備内に、フィトンチッドを注入したカートリッジが取り付けられる。

 「フィトンチッド」とは、アロマテラピー(植物の芳香によって気分をリラックスさせること )に用いられる植物精油の成分。森の中で深呼吸した際に感じられる「リフレッシュ・リラクゼーション効果」や、オゾン・窒素酸化物などの有害物質を中和させ、カビやバイ菌の増殖を抑制する「アメニティー効果」があることで知られる。

 使用される天然植物精油は、ハーブや柑橘類を主に数十種類の植物から抽出した成分をブレンドしたもの。自然気化した同成分が車内全体に拡散し、空気中の臭いを発生している物質を中和することで「消臭効果」を得ることができる、という。

 フィトンチッドの消臭・リフレッシュ効果について昨年沿線住民300人にアンケートを実施したところ、「大変よい」との回答者が50名を数えるなど、8割を越える賛同があった。

 カートリッジ取り付け実施期間は、夏季限定の 9月30日まで。











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