『時空を超える風景たち』
       明治の記録画から現代歳の写真まで



 日本画壇、美術、写真の世界で重要な対象、『風景』は芸術家たちの創造の源泉として、自然観、時代観、世界観を表象し多種多様な造形的作品を生み出してきました。

 この10月11日から開催される「時空を超える風景たち」展では、世田谷美術館の収蔵品を中心に、国内作家の多様な作品(洋画、日本画、写真、版画など)合計約200点を展覧。明治期以来この風景が、時代とともにどのような変化を見せてきたかを紹介し、「写実」や「抽象」の問題をも再考します。

 もとをただせば江戸末期に芸術の主題として西洋からもたらされたというこの『風景』。
 その表現初期の風景、西欧への憧憬を描いた模索期の写実的風景、前衛画家たちの風景、空想世界を描き出した夢の風景、日本の山河や田園を素朴な眼差しで描いた風最、都市の喧騒をそのまま写し出したスナップ写真の風景などに加えて、世田谷美術館以外の美術館や個人所蔵の作品も観覧できます。

                                  廃墟としての歳の風景:宮本隆司↑



 『時空を超える風景たち』

■会期=10月11日(土)〜12月7日(日)

■休館日=毎週月曜日(休日の場合は翌日)、年末年始

■開館時間=10:00〜18:00(入館は17:30まで)

■主要出品作家=高橋源吉、向井潤吉、小堀四郎、宮本三郎、村井正誠、山口薫、
            難波田史男、吉田善彦、稲垣知雄、桑原甲子雄、師岡宏次、平嶋彰彦、
            宮本隆司、他。

■会場=世田谷美術館(〒157−0075世田谷区砧公園 1−2)

■観覧料=一般600円、大・高生400円、65歳以上/小・中生300円(予定)

■問合せ=電話:03−3415−6011















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