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電気軌道総合検測車「テクノインスペクタ-」 |
総合検測車「テクノインスペクター」デザインイメージ
軌道および架線の検測装置を一両に集約して搭載した検測車両としては鉄道業界初といわれる電気軌道総合検測車「テクノインスペクター」が4月上旬、小田急線にお目見えします。
「テクノインスペクター」は、レーザー方式をはじめとする最新型の検測機器により、架線の磨耗や線路の歪みなどの検測が大幅に効率化できるほか、検測データを正確、速く集約・分析できるようになり、安全性が大きく向上します。
ちなみに、「テクノインスペクター」による主な検測項目は、レールのゆがみ、左右のレールの高低差、左右のレールの間隔、列車の揺れ、等の「軌道検測」と、架線の磨耗、亘り線(本線から分岐した待避線等の架線)と本線との高低差、架線のパンタグラフとの接触面画像、パンタグラフ支障物、等の「架線検測」の2種。
愛称「テクノインスペクター」は昨年9月一般公募の中から、技術を意味する「TECHNO-」と、「INSPECTOR」(検査するもの)を組み合わせた、ハイテク保守作業車にふさわしいとの評価をえて、選考されたものです。
なお、3月27日(土)に応募制(応募締切り
3月15日)による保守作業車見学会が、海老名電車基地で開催予定。
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