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歯の磨きかた |
倉本歯科医院
倉本弘樹院長
歯は、食べ物を噛み消化を助けるといった働きのほか、食事や会話を楽しむ礎となるものです。
歯磨きの習慣をつくり、歯、口腔を常に清潔に保つようにしましょう。
まず歯ブラシ。 歯ブラシの毛先が開くと、
プラーク(歯垢)の除去率が低下しますので歯ブラシの取り替えは、1ヶ月に1本を目安にしましょう。
食後にきちんと歯みがきをしていても、歯ブラシが痛んでいては、みがいたつもりになってしまいます。
歯磨き粉には香料や発泡剤が配合されており磨いた後スッキリするため、充分磨けていなくても奇麗になったように錯覚してしまうものです。
また研磨剤が配合されているため大量に付けて磨けば歯を摩耗させることにもなってしまいます。
ですから歯磨き粉を使わずに磨く、また付けても最小限にして歯磨きすることをおすすめします。
現在小学校を中心に行われているフッ素洗口法は1945年にアメリカで始まって以来現在までの研究結果から有害性がないことが証明されております。
たとえ間違えて飲み込んでも安全な濃度に調整されていますから極めて安全性が高く効果のある虫歯予防法です。
最近の多くの歯磨き粉にはこのフッ素が配合されておりますが、歯垢を取るには歯ブラシの毛先がきちんと歯にあたっていることが重要なことで、あまり××効果をといったうたい文句を過信しないことも肝心なことです。
毎日の丁寧な歯磨きで、きれいな歯、むし歯菌を寄せ付けない歯を目指しましょう。

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