宮本三郎展              「花と女」1932年


前期:平成16年9月12日(日)まで
後期:平成16年9月18日
(土)
     〜平成17年3月27日(日)

 2004年4月、世田谷美術館の新たな分館として、宮本三郎記念美術館が開館しました。
 この美術館は、宮本三郎が長きにわたり制作の拠点とした地に、新たに建設された美術館です。

 宮本三郎は昭和洋画壇を代表する画家の一人としてその名を広く知られるところであり、世田谷区には1935(昭和10)年から逝去するまで居住していました。
 1998(平成10)年に世田谷区が宮本三郎のご遺族より、土地とともに寄贈を受けた作品群は、油彩画で約300点、デッサンにおいては3000点を超える膨大なものであり、宮本三郎の画業を調査・研究していくうえで、きわめて貴量な資料です。
 また、それらの作品群を通じ、私たちは昭和の洋画壇の大きな振幅と、その諸相を垣間見ることができましょう。

 開館記念展では宮本家よリ寄贈された作品の中から、宮本三郎の画家としての足跡がたどれるよう、昭和初期から晩年にいたるまでの作品、約130点を前後期に分け展示いたします。
 宮本三郎が手元に残し、アトリエで愛蔵し続けていた諸作品をご覧いただき、鮮麗な色彩と豊かな造形に満たされたその画業を、心ゆくまでお楽しみいただきたいと思います。















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