長谷川町子

オリンピックにみる女性とスポーツの１００年
展示内容　関連イベント

■展示内容■

①第1回のアテネ大会から第28回のアテネ大会まで、オリンピックの歴史を紐解きながら、女性たちの活躍をパネルと写真で紹介、汗のにじんだゼッケン、今回のアテネ大会のユニフォームなどの品々も展示します。第1回（1896年）のアテネ大会では女性は参加することもできませんでした。それから108年、スポーツをしたいという女性たちの熱い思いがオリンピックヘの参加枠を広げ、今日の活躍につながったのです。

②女子スポーツの普及に貢献し、アムステルダム大会では日本女子選手として初めて出場し、銀メダルを獲得した人見絹枝さん。その記念の品々を親族である人見鈴子さんのご協カを仰ぎ、展示し、足跡をたどります。

③明治のころ、女子がスポーツをすると「女らしさが失われる」と新聞に書かれ、せいぜいテニスや水泳・スケートなどが女性のスポーツとされていました。しかし、女性たちは目分たちのやりたいスポーツに果敢に挑戦し、自らの可能性を広げ、陸上競技や野球・柔道・ボクシングなど、あらゆる分野にその存在を示し、女性だからといってできないスポーツはないということを証明しました。この100年の歴史で、女性とスポーツの関係はどんな変化をしたのか、きっかけとなるエピソードなどを写真とパネルで紹介します。

④区民参加コーナーとして、区民の皆さんから募集したスポーツを楽しむ女性たちの写真を展示します。世代を越えて、スポーツを通じて得られる喜びの表情、いきいきした女性たちの姿をぜひ見てください。

■関連イベント■
①シドニーオリンピックのメダリスト・源純夏さんを迎えて、オリンピックでの女子選手の本音と思いを語っていただきます。
▼開催日：９月５日（日）午後２時～４時
▼会場：キャロットタワ－４階ワークショップＡ
▼トークゲスト：源純夏（シドニーオリンピック水泳メドレーリレー銅メダリスト）
▼聞き手：世田谷文化生活情報センター館長永井多恵子さん
▼参加費：1，000円定員：50名（先着）

②長年、第一線のスポーツ選手やオリンピック選手の「食」「栄養」にたずさわってきた石川三知さんに、スポーツと食事の関係についてのお話や、私たちにも実践できる現場のレシピをこっそり教えていただきます。
▼開催日：９月11日（土）午後２時～４時
▼会場：キャロットタワ－4階ワークショップＡ
▼ゲスト：石川三知（現ＪＯＣ専任強化スタッフ）
▼参加費：1，000円定員：20名（先着）

③女性の活躍華々しい最近のスポーツ界も、視点を変えればまだまだ問題点は山積みです。女性とスポーツを歴史的な視点や指導者の視点、また競技者の視点から語り合います。コーチと選手の問題や女性特有の困難などをどう乗り越え、新しい女性と男性がともに楽しめるスポーツ環境をつくるかなど、考えてみたいと思います。
▼開催日：９月12日（日）午後２時～４時
▼会場：キャロットタワ－４階ワークショップＡ
◎パネルディスカッション
▼コーディネーター：三ツ谷洋子（ＷＳＦジャパン代表）
▼パネリスト：国枝夕力子（国際女性スポーツ学会会長）
田中良子（日本陸上競技連盟国際委員会委員）
北田（持田）典子（ソウルオリンピック女子柔道銅メダリスト）
熊谷仁志（世田谷ラグビー協会理事長）
▼参加費：1，000円定員：50名（先着）

④映画の世界映画の世界では、スポーツで活躍する女性を主人公にした作品はまだ少ないのですが、その少ない作品から、今話題のサッカー選手をめざす少女の物語を上映します。ベッカムに憧れて、一緒にプレーがしたいと願う少女の思いは、現在活躍中の女子サッカー選手と重なります。また、上映終了後、元日本代表女子サッカー選手野田朱美さんをゲストに迎え、女子サッカー選手の生の情報もたっぷりお届けします。
▼開催日：９月17日（金）午後６時～９時
▼場所：世田谷区立男女共同参画センター“らぷらす”11階研修室３・４
▼上映作品：「ベッカムに恋して」（ビデオ上映）
▼ゲスト：野田朱美（元日本代表女子サッカー選手アトランタオリンピック出場）
▼参加費：500円定員：60名（先着）

■関連イベント申込方法
（1）希望イベント（2）氏名（3）住所（4）年齢（5）電話番号（6）E-mail
（7）託児希望の有無【有りの場合、子どもの氏名・年齢】を記入の上、 E-mailか電話、ファクシミリで生活工房へお申込ください。

〒154-0004世田谷区太子堂4－1－1キャロットタワー
生活工房「女性とスポーツの100年』関連イベント係
TEL：03－5432－1543 fax：03・5432・1559 E-mail：y-nishimura@setagaya-ac.net