「くらやみ祭」

          財団法人府中文化振興財団/府中市郷土の森博物館

 毎年5月5日を中心に盛大に行われる「くらやみ祭」は、大国魂神社の例大祭であるとともに、武蔵国府以来の歴史と伝統を持つ府中を代表する祭です。

 「くらやみ祭」を支えるネットワークは、府中を超えて多摩地域・埼玉・神奈川に広がり、毎年見物に訪れる人は30万人に及ぶ。

 今回の展示会では、この「くらやみ祭」の歴史や意義をたどりながら、合わせて府中のまちの現在・未来について、市民とともに考えていく機会とするものです。
 こうした祭のさまざまな面を支える人々にも焦点をあて、そのエネルギッシュな思いも紹介。

 一方、近年各地で開催されているフリーマーケットを中心に大道芸の実演や地元の農産物の販売など、人々が集う現代の「祭」として「郷の市」を開催し、この他、「くらやみ祭」には欠かせない府中囃子の演奏会や府中の新しい郷土芸能の武蔵国府太鼓の演奏会など、郷土の森博物館の秋のまつりを開催するものです。

 なお、本展覧会は、市制施行50年を記念して行うものでもあり、会期中の主な土曜・日曜・祝日には、地元の方々の協力を得て、様々な催しが郷土の森博物館の敷地内で繰り広げられます。
 伝統と歴史のある「くらやみ祭」と合わせて乞うご期待。


■開催期間=平成16年10月10日(日)〜11月23日(祝)

■期間中の休館日=10/12(火)・18(月)・25(月)・11/1(月)・8(月)・15(月)・22(月)

■会場=博物館本館特別展示室及び園内(〒183-0026 東京都府中市南町6−32)

■催し=
(1) 特別展「武蔵府中くらやみ祭展」
【導入】 祭が彩る府中のまち
 @武蔵国府と六所宮―「くらやみ祭」のはじまり―
 A江戸の華・府中の華―江戸時代の「くらやみ祭」
 B「くらやみ祭」の近代―都市の祭の飛躍―
 C屋外展示:山車の展示、万灯の展示
 D関連事業:府中囃子の演奏、芝間稲荷神社太鼓の巡行、武蔵国府太鼓の演奏
 ※結 び/「くらやみ祭」、未来への提言
 ※会場外/神輿・山車・万灯の展示

(2) 郷の市
 @フリーマーケット
 A地元農産物販売
 B大道芸実演
 C職人の技―実演と販売
 D笛コンサート
 E琴の演奏会
 F植木市
 G盆栽展
 H商人塾
*「特別展関連行事」及び「郷の市」については期間中の日曜、祝日に開催予定

■観 覧 料=博物館観覧料(大人200円・子供100円)

■問合せ=TEL.042−368−7921  FAX.042−360−8217
















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