「せたがや・次世代の交通生活デザイン」

 地球温暖化の主要な原因である自動車の排出ガス:CO2の排出を抑えた運転方法、「エコドライプ」が近年注目されている。
 世田谷をはじめとした東京都区内の道路事情は、幹線道路の慢性的な渋滞、狭い信号間隔、住宅地の入り組んだ狭い路地等々、様々な問題をかかえているものの、エコドライブによるCO2削減の効果が大きく望める、ということもいえる。

 「自動車に乗っている時間の半分は停車時間である」というデータや、信号や踏切待ち等での短時間のアイドリングストップは効果が大きく、24〜42%ものCO2削減の効果が見込めるとの環境庁「アイドリングストップの効果に関する解析調査」に着目してエコドライブ普及に取り組んでいるプロジェクトがある。

 「生活環境デザイン」をテーマに、企業・行政・地域住民・アーティスト・デザイナー等との協働で様々な事業を展開している「世田谷文化生活情報センター・生活工房」では、「せたがや・次世代の交通生活デザイン」プロジェクトとして、
@都市型エコドライブを「わかりやすく」「親しみやすく」、行政、事業者、中間支援機閏、NPO、専門家、地域住民など様々なセクターの協働で普及啓発する。
A自動車専門誌と連携企画し、「車好き」な方へのエコドライブ普及啓発を推進する。
B地域住民主体の継続的な実施を目指す。
などを重視して、世田谷をはじめとした東京都区内の交通事情に適した“環境にやさしい”ライフスタイルを提案するエコドライブ普及に取り組んでいる。
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 (財)省エネルギーセンターが数寄屋橋交差点で実施した  2003年度アイドリングストップ普及イベントの様子。

















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