5月9日から「女性専用車」登場

 関西圏で導入が進んでいるが、首都圏ではJR東日本と京王電鉄、横浜市営地下鉄だけだった「女性専用車」が、5月9日から小田急線にも導入されることになった。
 大手私鉄と東京メトロ、都営地下鉄も同日施行となり、首都圏すべての大手私鉄と地下鉄にお目見えする。
 
 首都圏の場合、ラッシュ時の平均混雑率が関西圏より高い171%になっているため、1両の“別扱い”に対し、他の車両やホーム上の混雑が激しくなり、安全面や列車の遅れの原因になるなどの懸念があった。

 しかし、ラッシュ時に痴漢被害にあう女性が多いことから、女性専用車の導入、拡大を求める東京都や警視庁、乗客女性客の声に同調した。
 

 小田急線で対象となる車両は、平日7時30分〜9時30分までに新宿駅に到着する快速急行・急行計23本(内訳:快速急行2本、急行21本)の、新宿側から最後部の1車両。

 箱根湯本駅始発の急行新宿行きについては、小田原→新宿間のみで、片瀬江ノ島駅始発の急行新宿行きについては、藤沢→新宿間のみで実施される。
 東京メトロ千代田線へ乗り入れている列車では実施されない。

 「女性専用車」には女性以外に小学生6年生以下、体の不自由な人、車椅子利用の人やその介助者なども乗車できる。

■問合せ=小田急ボイスセンター TEL.03-5477-7100















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