「新鮮!なつかし芸〜しろたにまもると師匠たち〜」
「私は65歳の腹話術師・しろたにまもるです。来る5月16日に東京半蔵門・三宅坂の国立演芸場で、独演会「新鮮!なつかし芸〜しろたにまもると師匠たち〜」をやることになりました。
15年間のアマチュア時代を経て60歳でプロデビューという、珍しく遅いデビューでした。
しかし、多くの皆様のご支援により、現在では東京で三つの演芸場の寄席に出演する傍ら、相棒の「ゴローちゃん」と共に北海道から九州まで全国を巡演しております。新潟・神戸・普賢岳・有珠山・三宅島など被災地はほとんどすべてをボランティアで回ってきましたし、海外公演も行なっております。
昔は東京圏だけでもプロの腹話術師が50〜60人位いてにぎやかだったそうですが、今では東京の寄席に出演している腹話術師は3人程度に激減してしまいました。
私の芸の特徴の一つは子ども向けバージョンで、保育園・幼稚園・小学校を回りながら、「心豊かな子」になって欲しいという思いを届けています。
子どもの凶悪犯罪が増えていますが、それは子どものときナマの感動に触れ得なかったからではないでしょうか。「心の栄養」こそ必要だと思うのです。機械は電気で動きます。車はガソリンで動きます。人間は心でしか動かないのです。だから心を豊かにしたいのです。
二つ目は、社会派ネタによる大人向けの時事風刺・世相風刺です。
企業モラルの堕落、談合による官僚OBの腐敗、政治家の汚職、凶悪犯罪・詐欺事件の横行などを見るにつけ、この国がいやになってしまいます。ここまでくれば、もう庶民の目で笑い飛ばすしかありません。笑いのつぶてを投げつけてやりましょう。
公演では、演劇歴46年、腹話術歴20年、サラリーマン歴42年、知名度のなさは抜群、という“変わった経歴”を生かした、そんな芸をお見せできればと思っています。」
日本演芸家連合推奨公演
「新鮮!なつかし芸〜しろたにまもると師匠たち〜」開催日時 2006年5月16日(火)、18時30分(開場18時) 会 場 国立演芸場(地下鉄半蔵門駅・永田町駅徒歩5分) ゲスト 牧伸二(ウクレレ漫談)、桃川忠(江戸紙きり)、島三紀夫(腹話術ほか) 前売券 自由席/大人2500円(当日券3000円)、18才以下1000円(当日券1500円) 連絡先 TEL044・544・3737 しろたにまもる ■「しろたにまもる」プロフィル
1940年、長崎県生まれ。 65歳。 本名=城谷護。 長崎工業高校卒業後、横浜の日本鋼管鰍ナ船舶設計技師・デザイナーとして42年間勤務。 働きながら19歳から今日まで46年間、川崎の地域劇団、京浜協同劇団で活動。 45歳で腹話術を始め、60歳でプロデビュー。 寄席、全国巡演、海外公演、テレビ・ラジオ出演など。 後継者育成のために腹話術教室開催。 また、子育て、ストレス解消、高齢者の生きがい、人生論などの講演も。
東京演芸協会会員、NPO法人日本腹話術師協会会員、京浜協同劇団代表。
住所=〒212・0051川崎市幸区東古市場9〜21
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