加藤健一事務所「木の皿」      
 この作品は2003年に初演。
 “老い”というシリアスなテーマをエンターテイメント性豊かに描いたこの作品は、高齢化が進む今の日本の状況と重なリ合い、多くの人々の共感と感動を呼びました。
 そしてこの年の数々の演劇賞を受賞、加藤健一事務所の大切なレパートリーの一つとなりました。

 そして、いよいよ待望の再演です。
 この作品はテキサスの田舎町が舞台。78歳のロン
(加藤健一)と一緒に暮らす家族の物語。
 体力、視力が衰え始めた老人と、彼の世話が負坦になってきた家族たち。悩み、疲れ果て、お互い傷つけ合ってしまう辛い日々の中、それぞれが自分の生き方を見つけて行く。そしてロンが下す決断とは・・・。

 78歳の老人が最後まで尊巌を失うことなく“老い”を生き抜こうとする遣しい姿、深刻さを増す家族の問題を鋭い目で描いた、傑作ヒューマンドラマです。

 そして今回は老人ロン役を加藤健一が演じます。さらに深く、また一段と胸に迫る作品の仕上がりに乞うご期待です。
 
 2006年版「木の皿」にどうぞお楽しみに!!














『マイソフトニュース』を他のメディア(雑誌等)にご案内下さる節は、当社までご連絡願います。
Copyright(c)1999-2006 Mysoft co. ltd. All Rights Reserved.