連続講座「書物の達人丸谷才一」


 世田谷文学館では、昨年10月に亡くなった小説家・文芸評論家の故・丸谷才一氏(1925〜2012、写真)をめぐる連続講座を開催します。

 同文学館では、平成22年「知の巨匠−加藤周一ウィーク」、平成23年「村上春樹の読みかた」、平成24年「ことばの魔術師−井上ひさし」と、平成22年から毎年一人の作家を採り上げた連続講座を館長でフランス文学者の菅野昭正プロデュースにより開催しています。

 本年は、古今東西の文学についての探い教養を背景に、知的で軽妙な作風で小説、評論、エッセー、翻訳と多岐にわたって活踏し、平成23年に文化勲章を受章した丸谷氏を、各分野から氏と関わりの深い講師陣が、縦横無尽に語ります。
「書物の達人−丸谷才一」
会 期 2013年6月22日(土)〜2013年7月6日(土)
内 容 ▼6月22日(土):川本三郎(評論家)「昭和史のなかの丸谷才一」
▼6月23日(日):湯川豊(文芸評論家、エッセイスト)「持ち重りする薔薇の花」そして遺作について」
▼6月29日(土):岡野弘彦(歌人)「快談・俳諧・花柳」
▼6月30日(日):鹿島茂(フランス文学者)「官能的なものへの寛容な知識人」
▼7月6日(土):関容子(エッセイスト)「忠臣蔵とは何か」について」
会 場 世田谷文学館1階文学サロン(世田谷区南烏山1-10-10) 
 時 間 各回14時〜15時30分 
 参加費 各回500円 
 定 員 150名 
 申込方法 各開催日の2週間前(必着)までに往復はがきに@講座名・開催日A参加者氏名(2名まで連名可)B住所C電話番号を明記し、世田谷文学館「連続講座丸谷才一」係まで。
1講座につき1通(ただし、5回参加の場合は1通に「全講座参加」と明記の上、6月8日
(必着)までに申込〕。応募者多数の場合、抽選。 
主 催 公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館
問合せ 世田谷文学館学芸部TEL03-5374-9111FAX03-5374-9120

















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