長谷川町子

｢ゴントラン　シェリエ　東京｣日本２号店

｢ゴントラン　シェリエ　東京｣日本２号店の､(右)１階､(左)２階。

　＜ゴントラン　シェリエ　東京＞日本２号店が6月18日、新宿サザンテラスにオープンした。
　

白を基調とした店内の、１階がベーカリーの販売とイートインのカウンター、２階は赤白青のフランス国旗を思わせる椅子がおしゃれな､湘南海沿いにあるようなカフェ｢イートインカフェ｣。
　店頭にはパン焼きあがり時間の掲示板(写真右)があってその日のパンの種類と焼きあがり時間が一目瞭然。ケースには数種類のケーキもアレンジされていた。クロワッサン180円､クイニーアマンやマフィン230円など、パリに本店を置くお店というわりにはお手頃価格だ。

　どのパンも見た目が美しい。彩りと見た目の可愛らしさにひかれ、フランボワーズとセルフィーユのデニッシュ(180円)､パンメロン(200円)を試食してみた。
　・フランボワーズとセルフィーユのデニッシュ　フランボワーズの酸味とセルフィーユ（ハーブの一種）を練り混ぜたカスタードクリームのほんのりとした甘さの相性が良い。薄い繊細なパイのような生地の、パリパリと崩れていく感じが心地よかった。
　・パンメロン　まず驚くのはサクサク感。その小気味よい味わいで食べていくと、中心部はふっくらとした生地が層のように重なり合っている。甘さが控えめで食べやすいのも◎。
　パンメロンもデニッシュも、お菓子を食べているような感覚。どれも食べやすいサイズになっているため、いくつもの種類を選んで食べられる。
　ドリンクメニューも豊富で、「パンのおいしいカフェ」のような印象だ。