らいふ遊 狛江カルチャー
着物や、浴衣を染めるための「江戸型彫」。何年もの修業を必要とする日本の伝統工芸をらいふ遊 狛江カルチャーでは気軽に習えると、大変評判です。
「自分の持っている知識と技術を全て惜しみなく教える」と指導にあたる矢田幸蔵先生は、型紙彫刻師の三代目。 20年余り修業を積み、その型彫りは平成15年に葛飾区の伝統工芸士に認定され、平成23年には東京都優秀技能者知事賞(東京マイスター)を受賞したという、数少ない本物の職人です。
「もちろんプロになろうと思えば、それは大変です。 でも、少しでも興味のある人、意欲のある人に、型彫りの楽しさを教えておきたいんですよ。 皆さんが少しでも型彫に興味を持ってもらえると嬉しいです」と、矢田先生。
型彫は和紙三枚を柿渋で重ねた持別な紙を小刀で切り抜いていきます。 細かい模様や繊細な模様などがありますが、全て紙の上に墨で摺り出しがしてありますので、絵心のない方ても大丈夫。
彫り上 がった型は額に入れてお部屋に飾れば素敵なインテリアになります。もちろん自分の彫った型で藍染めのハンカチやのれん、テーブルセンターなどを染めることも出来ます。
「型彫は染めをするためのものですから、ぜひそれを使って染めてみてください。 最初は沢山彫ってみて、その中から徐々に染めていきましょう。染めずにお部屋に飾っておきたい、でもやっぱり染めてみたい。 そんな人のために、一度に染める為の型と装飾用の型、二枚彫る方法もあるんですよ。」
小学校上級生のお子さんから、70才を越える方まで、型彫りは年齢に関係なく楽しめます。また、場所をとらず,時間を選ばない型彫は、忙しい主婦の人にもぴったり。
「教室で染めた藍のハンカチは、いつも友達に持っていかれてしまうほどの人気なので、自分で使う分を確保するのがやっとなんですよ」と生徒さん達も少し誇らしげです。
噺家さんのようにお話上手な矢田先生と生徒さん達のやりとりは本当に楽しく、皆さん次のお教室が侍ち遠しそうです。 皆さんも楽しい教室で、日本の伝統工芸に親しんでみませんか?
江戸型彫り
▼彫り=第三火曜日・ 第二土曜日 (11時〜 16時)
▼染め=第二水曜日・ 第四土曜日 (10時〜 16時)
▼チケット=:
(彫り)一回5000円 入会金:なし
(染め)一回6000円 入会金:なし
■お問合せ・お申し込み=
「らいふ遊 狛江カルチャー」 TEL.03・5497・5139
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