商店も努力が必要です。
商店街がもう一度原点に却って、本田宗一郎氏のようにチャレンジして欲しい。
商売はお客さんが大切です。 お客さんに合わせた商売をしなければなりません。 例えば、日曜日は休まないことです。 休日に開いている店が少なければ、他のまちに行ってしまいます。 商店同士で割引をするなどしてなるべく地元で回転させるよう、まずは商店の方から地元でお金を落とすようにしなければいけないと思います。
まちの魅力づくりも必要です。 烏山や西荻窪、大倉山等、成功している商店街もあります。 大倉山は20年以上前に、古代ローマ風の柱を用いたヨーロッパ風の商店街をつくり、すごいと思いました。
もちろん、イメージチェンジするには補助金も大切ですが、やはり自分たちで稼がないといけません。 活性化には必ずお金がいるのです。 積極的な投資も必要だと思います。
地元金融機関と協力して池の上大学をつくるのも良いと思います。
シャッターが下りた店舗で商売をやりたい若い人もいると思います。 仕事をしたいけれど、何も分からない、ノウハウもお金もない。 商売には表と裏があります。 そういうことをリタイアした先輩方からいろいろと指導してもらう、学びの場があればいいと思うのです。 ほかの商店街の会長や外からいろいろな人を呼んで話を聞くということはものすごく大切です。 実際に池の上で実行できるかどうかは別として、おおいに参考になるからです。
地元の発展には地元住民の協力が不可欠ですから、必ず回す「回覧板」をもっと活用するのもいいと思います。 古くからおられる地元の一部の方々だけではなく、新しくこの街に住まわれている方々まで広く回していただき、地元にまずお金を落としてもらうようアピールすることに利用するべきです。
それと閑静な住宅街だけでは落とされるお金も限られてしまいますので、やはり人を呼び込む工夫が必要だと思いますよ。 もう23区内で日当たりを気にしていては無理があります。 建ぺい率はそのままで容積率を上げ、駅周辺の人口を増やしたいですね。
また、もっと女性の店があってもいいように思います。 ファッションの店、大人の女性のためのブティック等があるとぜんぜん違うのではないでしょうか。
今は相続でどんどん土地がなくなり、庭がなくなっています。私は20年も前から日本では造園業は相続税できびしい立場に立つと考えていました。
私はいち早く海外に出ました。
100名近い社員が私について来てくれましたので、人よりも早くいろいろなことができました。私は海外に出ることにしたのです。
日本は資源がない国なのですから、中小企業も外に出て外貨を稼がないといけません。 私は1年の半分くらいは出ています。 いろいろな国へ行き、日本の庭文化を含めた講演をしています。
誰にお金もらっているわけでもなく、その国のためになることをしていると、人間同士ですから、5年、10年と経つと仕事が出てきます。
人より早くやるためには、やはり新聞は記事が大切です。 最近はパソコンの普及で新聞を読まない人も増えていますが、新聞には政治、経済、社会といろいろな面があります。私は読売、産経、日経と3紙読んでいますので、見出しだけ見るだけでも1時間半かかります。 その中で必要な情報を得ています。
これからは商店の方もみなさんも、とにかく外へ出てもらいたい。
池之上小学生による学芸発表会は本当に素晴らしく、大変感動しました。 この子どもたちも、今から英語かスペイン語を習得して、この池ノ上を発信基地として、将来ぜひ海外に出てもらいたいですね。 語学ができれば海外に出ても怖くありませんから。 子どもたちにも「海外は楽しい」ということを言っていきたいと思います。
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