「レオーダ経堂」


  小田急グループの特性を活用

 「少子高齢化の進展に伴い、高齢者の増加、現役消費世代の減少、老老介護、特養入居待ち等に加え、シャッター商店街、空き家の増加、街並みの荒廃、労働力不足、共働き世帯等、日々の日常生活に関連した多くの課題があります。世田谷、狛江エリアは100万人が密集している恵まれた地域で、小田急沿線全体の約20%という都内屈指の住宅街です。 住まい、暮らしのニーズが潜在していると言えます」
 10月10日に開かれた、本年11月開業予定のサービス付高齢者向け住宅(サ高住)「レオーダ経堂」の内覧会で、「小田急の当地域における住まいと暮らしへの取り組み」について、同社深堀課長代理はそう語った。

物件・入居等に関する問合せ=小田急不動産
TEL.0120・72・3510(受付時間:10時~17時)

  「レオーダ経堂」は鉄筋コンクリート造で、地上5階建の40戸サ高住。 経堂駅徒歩8分、豪徳寺駅徒歩6分という好立地にある。
 介護サービスは連携しているサービス機関を利用する計画だ。
  「既存のサ高住に比べ、介護に関しては提供しているサービスが限定的となってしまいますが、その分、情報提供や医療連携等、必要に応じてご案内させていただくことができます」と同社清水志保開発推進部課長。
夕食メニューを試食
 
 内容は、山菜栗おこわ、秋刀魚の姿焼きかぶのそぼろ餡かけ、、、柿と南瓜の白和え、赤だしのお味噌汁だったが、季節もので、きちんと栄養バランスもカロリーも考えられているメニューで、しかも美味しかった。 秋刀魚はきちんと頭と尾が付いたままで、全ての骨がとられていたことには驚いた。 細かい気配りに感心。

   入居金不要、家賃131,000円から

 入居は60歳以上もしくは60歳未満で介護の認定を受けている人。 通常の賃貸住宅と同様の賃貸借契約なので、高額な入居金は不要。家賃は13万1千円から。
 基本的なサービスとして、安否確認や身の回り生活相談サービスを専門のスタッフが常駐して行うコンシェルジュによるフロントサービスがある。 簡単な体操など、イベントやアクティビティも週に1、2回開く予定だ。
 希望者には小田急OXにて買い物宅配サービスや、小田急トラベルの旅行説明会など、小田急グループの特性を活かしたサービス提供がある。
 但し、介護サービスや医療サービスは、外部の関連事業者と個別に契約する形式だ。希望すれば連携事業者を紹介し、医師や看護師による訪問診療、24時間対応の訪問介護や看護、また訪問による服薬指導、配薬も可能という。
 各居室は26㎡以上確保され、コンシェルジュに直通する緊急ボタンが室内3カ所に設置されている。 また、エントランスの訪問者確認やコンシェルジュとの通話のためのモニター付きインターホン、12時間動きがない場合の緊急連絡用人感センサーも。
 浴室やトイレには握りやすい安心設計の大きな手すりがある。
 バスルームは各居室にあるが、共用の介護浴室も介護度に応じて2つのタイプが用意されている。
 部屋は、キッチンスペースと居住スペースが分かれているタイプと、キッチンと居住空間が一体化した西向きの部屋の2タイプある。
 各居室には安心のIHクッキングヒーター採用のキッチンがあるが、さらに1階の食堂で有料の食事サービスを提供している。 朝食は和食または洋食の選択制で維持費内。 昼食は別途1食500円、夕食800円。 それぞれ喫食数に応じた支払方法をとっているので訪問家族にも対応できる。
 4階、5階には共用のウッドデッキテラススペースがあり、小田急線の電車が眺望できた。 晴れた日には富士山も望めるという。

 「沿線価値の向上や沿線の活性化は、鉄道会社の使命である」という認識のもと、「住まい・暮らし」×「シニア・子育て世代」という切り口で商品・サービスメニューの拡充を進めてきた小田急電鉄。 「レオーダ経堂」は、正にシニア世代向けの住まいであり、小田急グループが力を入れて取り組んでいくサ高住の先駆けである。
 

 












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