「オールヒット宮川哲夫展」

  「ロイド眼鏡に燕尾服 泣いたら燕が笑うだろう 涙出たときゃ空をみる サンドイッチマン サンドイッチマン…」
 繁華街でおどけてみせるサンドイッチマンを歌ったこの昭和のヒット曲「街のサンドイッチマン」。作詞者・宮川哲夫はもとは出身地大島町の小学校教師。その後町田の小学校に、さらに昭和27年世田谷小学校に転任する。「街のサンドイッチマン」は昭和28年世田谷小学校時代の作品だ。

 都市の片隅で生きる人々の悲哀や貧しさを歌った彼の詞は、その後も鶴田浩二や宮城まり子に歌われるなどして数々のヒット曲を生み出す。特に宮城まり子が恵まれない子供たちに目が向くようになって「ねむの木学園」構想につながったのは宮川哲夫の作詞がきっかけになったといわれる。
 では「街のサンドイッチマン」の、その作詞が生み出されるに至った背景は何だったのか。

 本展は宮川哲夫が遺した数々の作品を取り上げる初の展覧会です。
 まさに“歌は世につれ世は歌につれ”を絵にかいたような宮川哲夫の人生。1974年52歳でその生涯を閉じるまで作詞を続けた宮川哲夫が「街のサンドイッチマン」の詞に込めた想いとは?

会 期 2015年6月28日 (日)
休館日 月曜日(5月4日を除く)、第2木曜日
開館時間 午前10時~午後5時
会 場 町田市民文学館ことばらんど2階展示室(町田市原町田4丁目16番17号)
アクセス 小田急線「町田駅」東口から徒歩12分
主なヒット曲 鶴田浩二 「街のサンドイッチマン」「赤と黒のブルース」「裏街ポルカ」「好きだった」
宮城まり子 「メリーのパパは何処の人」「ガード下の靴みがき」「僕はバイトの大学生」
フランク永井 「羽田発7時50分」「公園の手品師」「夜霧に消えたチャコ」
和田弘とマヒナスターズ 「惜別」「春のロンド」「東京の夜はささやく」
渡辺マリ 「東京ドドンパ娘」「恋愛0米」「銀座ジャングル娘」
三沢あけみ 「東京十三夜」「父恋し」「アリューシャン小唄」
松島アキラ 「湖愁」「「あゝ青春に花よ咲け」「悲恋湖」
三田明 「美しい十代」「みんな名もなく貧しいけれど」「美しい恋人たち」
幸夫 「霧氷」「雨の中の二人」「恋はせつなく」
観覧料
無 料
問合せ TEL042-739-3420/FAX:042-739-3421町田市民文学館ことばらんど

















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