スペインの彫刻家「フリオ・ゴンサレス」


 「鉄彫刻の父、フリオ・ゴンサレス」は画家として藝術活動を始めました。
 1928年から数年間、同郷のピカソに鉄の溶接技術を教えたことをきっかけに彫刻家として活動を始めます。彫刻家として活動は第二次世界大戦勃発という歴史の荒波に翻弄され世を去るまでの10年余りにすぎなかったものの、鉄などの金属材料を知り尽くした手から生まれた彼の作品は、戦後の現代作家たちの道標としての役割を果たしました。

 本展は、バルセロナ時代の金工作品10点、彫刻55点、素描29点など、初期から晩年までの約100点を厳選してゴンサレスの全体像をとらえ、知られざる巨匠の魅力を伝える、国内初の本格的な回顧展です。
   【写真】 ゴンさレスと《鏡の前の女》アルクイユの工房にて

スペインの彫刻家フリオ・ゴンサレス
日 時 2015年11月28日(土)2016年1月31日(日)
休館日 月曜日(祝休日の時はその翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
 開館時間 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで) 
会 場 世田谷美術館(世田谷区砧公園1-2)
アクセス
小田急線「成城学園前」駅下車渋谷駅行バス「砧町」下車徒歩10分/小田急線「千歳船橋」駅下車田園調布駅行バス「美術館入口」下車徒歩5分/ほか
展示構成 ①金工職人としての仕事
②「彫刻家」への道程
③彫刻家の誕生
④空間とのコラボレーション--素材としての空間
⑤石の頭部--量塊をめぐる試行
⑥終わりなき探究
入館料ほか問合せ 電話:03-3415-6011

















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