「この街の現在-ゼロ年代の町田若手作家たち-」展

 郊外都市として典型例「町田」を、ゼ口年代から現在に至るまでの町田、および郊外化の変化を直視し、作品を生み出してきた町田に縁のある若手作家の営みを参照し、その「ごちゃまぜの創造力」を浮かび上がらせます。

  駅ビルを中心に大手フランチャイズ店舗が街を埋め尽くし、どこでも同じような風景と化していく「郊外化」現象は、2000年代に入りますます進行している。同じような店舗、同じような駅前広場、均質であるが故に匿名的で、息の詰まる街。都市でも地方でもなく、特色を見いだすことが難しいと呼ばれる郊外化の典型例として、町田が数えられることも多い。
 しかし、郊外都市としての町田は本当に均質で無味無臭な街なのだろうか?新旧様々な町田の歴史が有してきた「ごちゃまぜ」の魅力は、時に郊外化に抗うように、そして寄り添うように町田を発展させてきた。
 本展はこのごちゃまぜの創造力を、町田に縁のある若手作家の作品から浮かび上がらせる。
 ゼロ年代から現在に至るまでの町田、および郊外化の変化を直視し、作品を生み出してきた作家の営みを参照することは、郊外の現在、そして町田の未来を深く考えることにつながるはずだ。(塚越健司)

会 期 ~2016年6月26日 (日)
休館日 月曜日、第2木曜日
観覧時間 午前10時~午後5時
会 場 町田市民文学館ことばらんど2階展示室(町田市原町田4-16-17)
チラシ コチラ
観覧料
無料
問合せ TEL042-739-3420 町田市民文学館ことばらんど

















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