世田谷パブリックシアター開場20周年記念公演
戯曲
「子午線の祀り」
 
 公益財団法人せたがや文化財団では、世田谷パブリックシアター開場20周年記念公演として、「平家物語」に題材をとった叙事詩劇・木下順二の戯曲『子午線の祀り』を上演します。


 【観劇キーワード】

 「天」の視点から描いた人間たちの葛藤
 源平合戦にかかわった人物たちを浮き彫りに、
 巧みな心理描写
 随所に「群読」という独特な朗誦スタイル


 【物 語】

 「見るべき程のことは見つ、今は自害せん」

 歴史上名高い源平の合戦。次第に平家の旗色は悪くなるばかり。兄・平宗盛(河原崎國太郎)に代わり平家軍を指揮する平知盛(野村萬斎)は、一の谷の合戦で、源義経(成河)の奇襲を受け、海へ追い落とされる。以来、武将となって初めて自分に疑いをもちつつ、知盛は舞姫・影身の内侍(若村麻由美)を和平のため京へ遣わそうとする。
 平家を支える四国の豪族・阿波民部重能(村田雄浩)は、三種の神器を楯に主戦論を唱え、知盛を立てて新しい日本国の存立を画策しようとする。知盛は平家滅亡を予感しながらも、後白河法皇の過酷な要求を拒絶し、徹底抗戦の道を選ぶのだった。
 一方、源義経は、兄頼朝から目付役として遣わされた梶原景時(今井朋彦)と対立しながらも、源氏方の先頭に立って慣れぬ海戦も乗り越えますます勢いづいていく。
 そしてついに両軍は壇の浦の決戦の日を迎える――。


歴史絵巻『子午線の祀り』
会 期 2017年7月1日 (土) ~7月23日 (日)
会 場 世田谷パブリックシアター (世田谷区太子堂4-1-1)
アクセス 三軒茶屋駅前26階建て高層ビル「キャロットタワー」内
作・演出  【作】木下順二 【演出】野村萬斎
出 演 河原崎國太郎…平宗盛、今井朋彦…梶原景時、村田雄浩…阿波民部重能
野村萬斎、成河、若村麻由美、他
公演時間、料金、その他問合せ 世田谷パブリックシアターTEL:03-5432-1526(代表)

















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