「見えた風景、見える風景」
   
タイトル不明(井の頭から)
(1969年、撮影;岡田紅陽氏)
  帝都線高架下の須田タクシー発着所
(昭和初期、写真;須田富昭氏)
  ハモニカ横丁
(1964年、写真;幡野弘氏)
         
武蔵野市市制施行70周年記念、井の頭恩賜公園開園100年記念 
 本年、市制70年を迎え、三鷹市にまたがる井の頭恩賜公園が開園100年になり、いずれも節目を迎える武蔵野市は11月11日~12月24日、吉祥寺美術館で記念展「見えた風景、見える風景」を開催します。

 市制の施行以来、武蔵野市では急速な人口増加に伴い、上下水道の整備や大通りの開通といった都市開発、文化施設の新増設などが次々におこなわれ多くの人びとが行き交うことによって、武蔵野市の風景は大きな変貌を遂げてきました。

 「武蔵野/むさしの」は古来より、詩歌、文学、絵画や工芸などで、重要な題材としてとりあげられてきました。「はてしなくひろがる原野」、「月のうつくしいさ野原」、叶わぬ恋などから「落ちのびるところ」、あるいは「別天地」・・-指し示す領域やイメージは時代とともに変化をとげてきましたが、「武蔵野」がさまざまな芸術作品に力を与えてきたことは間違いありません。いまもって「武蔵野」は私たちを引きつけ、郷愁とともに眼前に美しい情景を浮かび上がらせます。
 その「武蔵野」の名を受け継ぐ武蔵野市。

 本展は、武蔵野市を拠点に活動した芸術家たちの姿とその仕事、武蔵野市所蔵の作品、吉祥寺今昔写真館委員会所蔵の市街や井の頭公園のようすをおさめた貴重な写真などを展示いたします。

 会期中には、講演会とギャラリートークも予定。近世の新田開発以降、どのようにして「武蔵野」に村や町が拓かれてきたのか、武蔵野に移り住んだ人びとがどのような足跡をのこしたのかなど、多角的に武蔵野市の全容をたどっていきます。
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会 期 2017年11月11日 (土) ~12月24日 (日)
休館日 11月29日 (水)
開演時間 10時~19時30分
会 場 吉祥寺美術館(武蔵野市吉祥寺本町1-8-16)
アクセス JR、京王井の頭線吉祥寺駅中央口(北口)から徒歩約3分。コピス吉祥寺A館7階
トーク 学芸員によるギャラリートーク=展示内容、見どころなど。
11月23日 (木)、12月16日 (土祝)。いずれの日も14時より30分程度。
申込み不要。当日企画展示室へ。(要入場券)
料 金
300円(中高生100円、小学生、65歳以上・障がい者の方は無料) 。
問合せ 吉祥寺美術館〔TEL:0422-22-038510:00~17:00












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