新型特急ロマンスカー70000形GSE」

 
「出発進行」小田急電鉄・星野晃司社長

 12月5日お披露目された小田急新型特急ロマンスカー70000型GSE(Graceful Super Express)
 車体のカラーリングは、メインのボディカラーに薔薇をテーマにした鮮やかなローズバーミリオン。屋根部を真紅のルージュボルドーで、側面には小田急の伝統色バーミリオンオレンジのラインが入っている。

 小田急電鉄によると、GSEの特徴は「眺望性の向上」、「車内専用Wi-Fiサービス」に「バリアフリー対応」3点。通勤客にも箱根などを訪れる観光客にも利用しやすい工夫を施したという。


     ー箱根につづく時間(とき)を優雅に走るロマンスカー

 外の景色をより楽しめるよう、先頭車両に設けられた16席の展望席をはじめ、すべての車両で窓の高さが既存のロマンスカーVSEよりも30センチメートル余り拡大された。歴代車両の中でも最大となっている。

 車内では座席ごとにコンセントが設置されている。インターネットに接続できるWi-Fiが無料で使える。新たに「Romancecar Link」という車内専用のコンテンツ配信システムが利用できる。7つのコンテンツのメニューがあり、訪日外国人旅行者に対応するため日、英、中、韓など全部で8言語に対応している。なかでも「展望映像」は運転台に設置したカメラからの展望ライブ映像を配信し、車両内どの席からでも臨場感ある展望ビュー、先頭展望席での眺望感が楽しめる。

 バイアフリーを考慮した設備としては、案内用の点字や各種手すりの設置などの他、改良型ハンドル形電動車いすでの乗車や、4号車は最大3台の車いすでの乗車が可能になる。

 新型ロマンスカーが導入されるのは10年ぶり。 GSEの運転予定は2018年3月中旬ごろ。
 









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