「小田急複々線完成

 ー3月17日から新ダイヤ

 小田急複々線化は、すでに営業運転を行なっている登戸駅~梅ヶ丘駅の完成区間に加えて、梅ケ丘駅~代々木上原駅の約2.2kmの工事も終わり、主に各駅停車の列車が通る緩行線の地下トンネルも完成、3月3日の始発列車を迎えようとしています。
 登戸駅~代々木上原駅間約11.7kmの複々線化により、混雑緩和、所要時間短縮、着席機会の改善、都心へのダイレクトアクセスなどが期待されています。

 地下2層式の下北沢駅では切替工事後3月3日の始発からダイヤ改正前の同16日までの間、地下1階の新ホーム上り線には各駅停車のみが停車。地下2階は急行等の優等列車用ホーム。
 ダイヤ改正後の同17日始発からは、地下1階は、上りホームが千代田線直通の急行・準急・各駅停車(平日朝方は千代田線直通の通勤準急)と新宿行きの各駅停車、下りホームが準急・各駅停車となり、地下2階は、上りホームが新宿行きの快速急行・急行(平日朝方は通勤急行)、下りホームが快速急行・急行となる予定です。
 午前8時前後の1時間に下北沢駅に到着する列車は、現在の27本から36本に増え、世田谷代田駅下北沢駅間の混雑率は192%から150%程度の、新聞や雑誌を楽な姿勢で読むことができるまでになり、通勤ラッシュ時の混雑は緩和される見込みです。

 













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