「食堂酒場ハル★チカ」リニューアル

 ー「フレンチおでん食べにいこうよ」-
     
【写真左より】 トリュフソースののったおでん大根、ホルモン焼きそば、トリュフ焼売とごまだれ餃子

 

 
自分で焼けるワッフルの案内看板。
スタッフの手書き。

 新宿西口ハルク地下の食堂酒場「ハル★チカ」が模様替えし、台湾屋台をイメージした中華バル「アガリコ餃子楼」、お好み焼き・鉄板焼のこて吉新業態となる「一歩」、都内初出店であるフレンチ×串焼き「串焼き。ビストロガブリ」、ドリンクメニュー豊富でワッフルが手作りできる「Lad's Dining」の4店が新規出店。これまでの「横丁」イメージが明るく入りやすい、ちょい飲みもでき、女性一人でも行きやすい、多様性に富んだグルメスポットに変身した。

 新規出店の店舗の中でも一番印象的だったのは、フレンチと串焼きを掛け合わせた「串焼き。ビストロガブリ」。串焼きと銘打っているものの目玉は通年メニューの「フレンチおでん」。オマール海老のビスクスープをかけたはんぺん、香り高いトリュフソースたっぷりの大根はソースとのマッチ具合が自然で奇をてらいすぎない味わい。じわりとあたたかで、食べているのがはんぺんや大根の、おでんであると忘れてしまうかのよう。グラスなみなみと注がれる「がぶ飲みスパークリング」や、ビール、ワインをじっくりゆったり味わい、くつろぎながら手頃な価格に見合わず高級感あふれるメニューを楽しむのに向いているようだ。

 フロアの中心に位置する「Lad's Dining」はドリンクの種類の多さに驚かされる。女性が好みそうなサングリアは約100種という品ぞろえ! 通常ドリンクも自家製ジンジャエール、酵素スカッシュ、レモネードなどこだわりのメニューが並び、ワイン、ビール、ウィスキー、ハイボール、カクテルなどなど、「ちょい飲み」では到底マスターできないくらい豊富。パスタ・ピザも日替わりメニューがあり、昼夜問わず足を運んでも飽きない工夫が詰まっている。自分で焼くことのできるワッフルは抹茶とプレーンの2種で、ランチタイムではスープと合わせておかわり自由。女性を虜にする魅力がいっぱいだ。

 「アガリコ餃子楼」はパクチー好きなら立ち寄り必須、お通し・チャージ料なしでエスニックな料理を楽しめる。トリュフシュウマイはぷりぷりで香りがよくおいしい。ビールケースに板、カラフルな簡易腰掛が、台湾の屋台感を演出、ほどよい居心地だ。 

 「一歩」は「ホルモン」を売りにして、お好み焼き、焼きそばなどのメニューが豊富にそろう。白レバー、カイノミ、ハラミなど女性向きワイワイ変わり種のほか、ホルモンの甘さを逆手に取った味噌焼きそばはもちもちで、新たな味わいを楽しめる。

 フロアには他に、串カツ「でんがな」、韓国家庭料理「ヤンの家」、海鮮居酒屋「御さしみ屋」、大衆酒場の「串焼き手羽焼き大衆酒場ブビタミン」がある。

 新宿駅直結の「ハル★チカ」はその日の気分でお店を選ぶ甲斐があり、穴場のグルメスポットとなりそうだ。



 









『マイソフトニュース』を他のメディア(雑誌等)にご案内下さる節は、当社までご連絡願います。
Copyright(c)1999-2018
Mysoft co. ltd. All Rights Reserved.