グッドデザイン金賞」

 ー箱根につづく時間(とき)を優雅に走るロマンスカ
 
【左】 小田急特急ロマンスカー・GSE(70000形)  【右上】 展望席  【右下】 車内空間
 

 「箱根につづく時間(とき)を優雅に走るロマンスカー」をコンセプトに2018年3月から颯爽と走る小田急特急ロマンスカー・GSE(70000形)が、「公益財団法人日本デザイン振興会」が主催する「2018年度グッドデザイン・ベスト100」を受賞した。特急ロマンスカー・GSEは展望先頭車と中間車に一体感を持たせた7両ボギー固定編成車。

 「グッドデザイン・ベスト100」はその年のすべてのグッドデザイン賞受賞対象の中で、審美性、提案性、可能性など総合的に優れていると評価を受けた100件。昨年を上回る5000件近くの応募の中から選ばれた。小田急車両のグッドデザイン賞受賞は通算5回目。

 さらにその後日、100件の中から「グッドデザイン金賞」にも選ばれ、10月31日に発表された。
 GSEは、社会の課題に対する取り組み、将来に向けた提案性や完成度の高さなど総合的な観点で、審査委員会から今年度最優秀との評価を受けた。小田急車両のグッドデザイン金賞受賞は初めて。

 「流の線型をカットした大胆なフロントデザイン、2座席1セットのシートデザイン、展望車における荷棚の撤去やピラー周りの調整による正面視野の拡張など様々な細やかな工夫を通じて、車内の快適性や眺望と開放性など『旅』のクワク感が生み出される高質な仕上がりなどが高く評価されました」

 









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